1972年から始まった『必殺仕事人』。
2007年から「中村主水」として長年主役を演じてきた故 藤田誠さんから「渡辺小五郎」として主役を引き継ぎ、現在まで「必殺』シリーズに出演してきた東山紀之さんが、2023/12/29の番組をもってタレント業を引退するようだ。
旧ジャニーズ問題では、東山さんにも一連の「性加害問題」を見て見ぬフリなどの疑惑がある。
私の個人的な推測ではあるが、おそらく知っていたであろう。ただし、それは本人の口からは言えなかっただろうし、そもそも見て見ぬフリは、マスゴミだって同じである。
2023年は、「デカい組織」の旧体制に対する問題が浮き彫りになった年だった。
旧ジャニーズ以外にも、歌舞伎界・宝塚も同様であった。少し規模を落とすと、日大アメフト部は廃部となり、高校野球の坊主頭も見直されるようになった。
ちなみに医療界もそうだが、内部事情がブラックじゃない医療機関を探す方が難しいかもしれない。福岡記念病院医師たちの新院長のパワハラ・モラハラが原因で集団退職する件は、今後大きなニュースになるであろうと予告しておく。
マスゴミは歌舞伎界・宝塚にも見て見ぬフリをしてきた。
「少年隊」としてデビューした東山さんは、当時中学生。高校受験のため一時グループから離れていたが、高校生になってグループ活動を再開した。その年齢からすると、東山さん自身も性被害者だったかもしれない。
そして、マスゴミの大人たちもジャニー喜多川氏に何も言えなかった。
東山さんの肩を持つわけではないが、まだ未成年でその後は側近とも言える東山さんが、事実を知っていてもジャニー喜多川氏へは何も言えなかったのではないだろうか?。逆らうようなものなら、東山さんですら芸能界を追い出されていたかもしれない。
以上は、私の勝手な推測である。
東山さんが芸能活動を引退する事、「必殺」シリーズの主役を降りる事になった事がとても残念である。現在57歳の東山さんは、芸能活動を続けるために自分を鍛錬してきた。その姿は立派であった。
タレントとしての最後の東山さんの姿を、私はHDDに残しておきたい。そして、再度タレント業を再開して欲しいと思っている。
追記
番組終了。
迫真の演技、素晴らしかった。今後「必殺」が続くとしたら、代わりが務まる人がいるのかとさえ思いました。