3/18より全国公開された映画『シン・仮面ライダー』を観てきた。
仮面ライダー1号・2号の時代は、1971年よりテレビ放送が開始、つまり現在50歳くらいの人が生まれた頃にテレビ放送が開始された。
入場口には、この時代を懐かしむオジサマ世代が多く並んでいた。中には髪の毛が薄いオジサマも。
当時初期の仮面ライダーを見ていた人は、仮面ライダーが2人あるいは3人(ライダーV3の時代)がそろう放送はとくに嬉しかったと思う。
ネタバレになるが、途中から仮面ライダー2号も最初は1号の敵役として登場する。
クモ男、コウモリ男、サソリ女、ハチ女など初期のショッカーの怪人が出てきた(映画の中では男・女ではなく「オーグ」と表現する)。怪人がライダーに倒されると、当時は爆破シーンがあったが、今は撮影許可が下りないのか、泡のように溶けていく。
エンディングの方はえっ!と驚くような意外な結末だったが、これはこれから映画館で観る人のために黙っておく。
当時使用されたバックミュージックもふんだんに使われて、エンドロールでは懐かしいオープニングテーマも使われていた。
登場人物も当時の名前の人が登場してきた。
「緑川ルリ子」の他にも、シン・ウルトラマンの主人公だった工藤工が脇役で「滝」という名前、そして竹野内豊が「立花」という名前で登場する。この名前も当時見ていたオジサマは懐かしい事であろう。
子供の頃にワクワクして見ていた仮面ライダー、あの当時のワクワクした気持ちに戻してくれて、かなり楽しむ事ができた。
1号2号V3世代でなかった人も、ぜひとも観に行って楽しんでもらいたい。