今更と思われる方も多いと思いますが、神社には「格の高さ」というものがあります。
神社の中の神社は『伊勢神宮』です。これに次ぐのが各都道府県にある「一の宮」です。
大阪府には「一の宮」が5社ありますが、今回は、その中でも全国に2300社もある総本社の『住吉大社』に行ってまいりました。
住吉大社は1800年前から存在したとされ、日本書紀にも記載のある歴史の古い神社です。地元の方々には『住吉っさん』と呼ばれております。
大阪駅または梅田駅から乗車し、途中で南海本線に乗り換えて住吉大社駅で下車するのが一般的なアクセス方法ですが、正面入り口の前の道路には、路面電車が『あべのハルカス』まで走っております。
入り口には『遣唐使新発の地』という石碑があり、この神社は遣唐使の守り神でもありました。
鳥居の先には『反橋』というものがあり、本殿の方へ進んでいきます。
ちなみに手水社は、偶然にも今年の干支のウサギでした。
そして、この先にある住吉大社の特徴的な本殿があります。
本殿というものは通常は1つだけですが、住吉大社の場合、『第一本宮』から『第四本宮』の4つの本殿(本宮)があるのです。
最初に向かって左に『第三本宮』右に『第四本宮』が横並びしており、『第三本宮』の先に『第二本宮』『第一本宮』が盾に並んでおります。
そして、この本宮も『住吉造』と言われる形になっております。
この日は偶然にも神前結婚式が行なわれておりました。
さて、この『住吉大社』にある「末社」の中には、日本人なら誰もが知っている童話で有名な小さな人物を見る事ができます。
それは次回のブログにてご紹介します。