よくぞ言ってくれた〜辛坊治郎のコロナ持論が反響…「重症者と死者の推移」に着目〜 | 総合診療医:誰もがわかりやすく医療を理解する事ができるブログ

総合診療医:誰もがわかりやすく医療を理解する事ができるブログ

「否定の極論」記事に疲れたあなたへ贈る:「食事」「睡眠」「運動」・・これら「健康の三本柱」をねじ曲げずにポジティブに考えるブログです。

〜辛坊治郎のコロナ持論が反響…「重症者と死者の推移」に着目〜

 

個人的に辛坊氏の事を好きではない。彼が司会を務めていたワイドショーを見た時、コメンテーターの話を途中で遮って話し出す事が度々あり、こいつ人の話を聞いているのか?と度々思ったものだ。

 

だが、この件に関しては、よくぞ言ってくれました!と思った。

 

 

民放だけでなくNHKもそうだが、東京都などの連日の感染者数(正確にはPCR陽性者数)だけをー発信するが、辛坊氏の指摘のようにPCR検査数が以前とは比べものにならないくらい増えている事を、どのテレビ局も報道していない(グラフ画像の右下を参照)。

 

「PCR検査の母数自体違う」「検査の数が増えれば感染者が増えるのは当たり前。それを無視して数字だけ見ても意味がない」とコメント。その上で、「重症者数の推移と死者の数の推移」が客観的な“唯一のデータ”だと力説した。

・・・まさにこの通りである。

 

 

それから、辛坊氏も指摘した『新宿区が区内在住の感染者1人当たりに10万円の生活見舞金を支給する」という件を、皆さんはご存知だっただろうか?

 

新宿区のホストクラブを中心にクラスターが起こったが、売れないホストならば、わざと感染して1週間休んで10万円貰った方が、効率がいい事だろう。

30歳以下の若者が感染しても、重症化する事や死亡する事は稀だし、実際に死亡者数は少ない(グラフ画像左下)。

 

このような辛坊氏の話を各テレビ局のニュースやワイドショーでも取り上げて欲しいものである。

 

 

それから感染経路の不明な若者も多い件。

 

私見だが、おそらく風俗嬢やその客ではないかと思う。どちらも風俗に関わった事を言える訳がない。地方から東京の風俗に遊びに来た人が、地方に戻って感染が判明した可能性もある。典型的な「三密」+「濃厚接触」である。

 

また「PCR陽性者」を「感染者」として扱う事にも、私は疑問を持っている。自覚症状のない人がかなり多いが、それを「感染」と表現しなければならないのか?

確かに自覚症状のない人も、他人に感染させるとは言われているが、せめて「自覚症状あり・なし」で報道して欲しいものである。

 

にほんブログ村 健康ブログ 病気予防へ 読者登録してね
にほんブログ村