「信濃」名称由来、軽井沢最大のパワースポット「熊野皇大神社」に行ってきました | 総合診療医:誰もがわかりやすく医療を理解する事ができるブログ

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「否定の極論」記事に疲れたあなたへ贈る:「食事」「睡眠」「運動」・・これら「健康の三本柱」をねじ曲げずにポジティブに考えるブログです。

医局旅行のため、約30年ぶりに軽井沢に行ってきました。

この日、関東の多くは最高気温が28度でムシムシした暑さ、しかし軽井沢に降り立ってみると・・・

  

涼しい!!、女性ならば長袖がないと寒いと思われる涼しさでした。

  

病院が法人会員である宿泊先の東急ハーベストクラブ旧軽井沢へ。

⇒ 『東急ハーベストクラブ旧軽井沢

  

▲後ろ姿自撮りをアイキャッチ画像にして、イメージアップ(^^)/

  

  

ここは水の上に浮かんでいるホテルをイメージして作られています。

  

  

  

  

  

夜は一品一品シェフの心がこもった和食で。

  

  

  

  

  

ビールやワインも美味しく、私も久々に酔っぱらってしまいました。

  

▲酔っぱらいの自撮り写真(*_*;

  

  

今、上の写真を見て、笑った人がいたに違いない( ^^) _旦~~

  

食事の後は、麻雀を。

私は次の日に備えて、一局だけ打ちました。

  

プラスは私だけ、残り3人はマイナス、つまり私の一人勝ちでした(^^♪

・・・しまった、証拠写真がない(*_*;

  

  

さて翌日、目的地の「熊野皇大神社」へ出発。

  

  

  

可愛らしいレトロなバスが、ホテルにお迎えに来てくれました。

尚、軽井沢駅前からも路線バスがあります。

  

天皇陛下もお越しになられたテニスコートの前を通って、「熊野皇大神社」に向かいます。

  

  

ここで日本三大熊野の1つでもある「熊野皇大神社」と「軽井沢駅」との位置関係を説明します。

  

上の写真の真ん中下に軽井沢駅があります。

ここに紫のピンで、位置をマークしました。

  

そして「熊野皇大神社」と「軽井沢駅」の位置関係は、下の写真になります。

  

  

左下に「軽井沢駅」の紫のピンがあります。

軽井沢の街から随分離れていて、しかも山の中にあります。

  

ここは「碓氷峠(うすいとうげ)」と言います。

そして地図をよく見ると神社を通って南北に赤い線がありますよね。

  

  

上の写真は、「熊野皇大神社」と道路を隔てて反対側にある「元祖力餅しげのや」という創業300余年のお店です。

実はここに長野県と群馬県の県境があるのです。

  

ちなみにこのお店は、その昔、旧中山道を行き来する旅人が、一番の難所と言われる標高1200mの碓氷峠を超える際、ここで力餅を食べて、峠を越えていきました。

  

そしてこの県境、「熊野皇大神社」の方では、隋神門の入口にも・・・

  

  

何とこの神社の中を、県境が通っているという、全国でも珍しい神社なのです。

  

  

上の写真のように、社殿の中央が長野県と群馬県に分かれています。

  

そのため1つの神社でありながら、2つの宗教法人が顕在し、「熊野皇大神社(長野県)」「熊野神社(群馬県)」に分かれています。

もちろんそれぞれに宮司さんがいらっしゃいます。

  

  

  

さて、では神社の入口から話を戻します。

  

この日の長野県は、最高気温が22度くらいの所が多かったです。

そして、バスから降りると、標高1200mだけあって・・・寒い!!

  

ここに来る際は、必ず長袖が必要です。

宮司さんに聞いたところ、ここは真夏でも28度を超えたことがなく、一方真冬は何とマイナス20度まで下がるそうです!!

  

  

鳥居をくぐると、階段があり、その両側には狛犬がいます。

  

この狛犬は、室町時代に作られたそうで、長野県で一番古い狛犬だそうです。

  

▲阿形(あぎょう)

▲吽形(んぎょう)

  

一般の神社で見られる狛犬とは、全く形が違っています。

  

「阿吽の呼吸」をしているはずの口の形もよくわかりませんでした。

  

  

階段を上がって隋神門を超えると・・・

  

  

上の写真のように、正面には3つの社殿があります。

  

向かって左から

・那智宮(なちぐう):信州長野県鎮座

・本宮(ほんぐう):県境鎮座

・新宮(しんぐう):上州群馬県鎮座

  

写真左端(長野県側)・右端(群馬県側)で、それぞれのご朱印を頂く事ができます。

  

  

  

宗教法人が別々なので、賽銭箱も別々になります。

  

  

  

↑「新宮」の中には、鎌倉時代(1292年)に奉納された群馬県最古の「古鐘」があります。

  

  

↑長野県側には、末社もあります。

  

↓そして、この側には、樹齢約850年の「科の木(しなのき)」があります。

このご神木を右回りに一周すると、寿命が1年延びて、シワが1本減るそうです。

ちなみに私は三周してきましたが・・・(#^.^#)

  

  

ところで、長野県は古くは「信濃(しなの)」と言われてましたよね。

所説はありますが、「信濃は科野なり」つまり「科の木」が語源とも云われています。

  

「科」の語源は「結ぶ・くくる・しばる」と云われ、開運・円結びのご神木として信仰されてきました。

科の木は高地でよく見る広葉樹で葉はハートの形をしており、7月頃に白く小さい花をたくさん咲かせるそうです。

  

  

  

ところで、神社に伝えられている由緒によりますと、この神社の創設者と言われる日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が、西暦110年碓氷坂(うすいざか)に差し掛かった際に、濃霧にて迷われてしまいました。

  

そこに一羽の大きな八咫烏(やたがらす)が飛んできて道案内をしてくれたため、日本武尊は無事頂上に達する事が出来たそうです。

それにちなんで、「八咫烏おみくじ」が売られていました。

  

  

  

  

さて、この神社にはさらに「上」もあります。

  

けもの道を10分ほど歩きます。ゆっくり歩けば、それほどつらい坂ではないと思います。

すると上の写真のように、「奥社」にたどり着きます。

  

この由緒は公式ホームページを調べても、載っていなかったためわかりませんでしたが、こういう奥の奥だったり、高い所にあるものは、かなりパワーが強いはずです。

  

  

  

また「奥社」の途中に分かれ道方向には、「真田社」があります。

  

ここは、真田幸村(1570~1615)の軍が松井田城を攻める際、この熊野皇大神社で必勝を祈願した場所で、見事戦いを制しました。

  

  

神社自体の敷地面積は広くはないのですが、「熊野皇大神社」は軽井沢の一番のパワースポットで由緒ある神社です。

  

もし軽井沢に出向く機会があれば、こちらにも訪れてみませんか?

ただし、夏でも長袖を忘れないように。

  

最後に、軽井沢駅前で、看護師さんたちにお土産を買って、軽井沢を後にしたのでした。

私がパワースポット関連のブログを書くと、パワースポット巡りが大好きな人は行ってみたくなったでしょう(^◇^)

  

  

『熊野皇大神社公式ホームページ』

http://www.geocities.jp/kumanokoutai/index.html

  

  

  

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