ウナギの蒲焼の発祥の地 浦和でウナギを食べ、ウナギの歴史も調べてみました。 | 総合診療医:誰もがわかりやすく医療を理解する事ができるブログ

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ウナギのお店がたくさんある浦和でウナギを食べました。
私が食べに行った所は、江戸時代創業、浦和で一番の老舗の「山崎屋」。
http://yamazakiya.net/
  
そもそも、なぜ浦和にはウナギを食べさせてくれる所がたくさんあるのでしょうか?。
それにはウナギを食べるという歴史を調べる必要があります。
  

  
日本人がウナギを食べ始めたのは、どうも平安時代が最初のようです(所説あり)。
ただし、どのような味にして食べたのかは不明です。
  
現在のように、開いてタレを付けて食べるようになったのは、18世紀頃からでした。
そしてかば焼きの発祥の地とされているのが、浦和なのです(こちらも所説あり)。
  
さて、ではなぜ浦和でウナギなのか?。
  

  
「浦和」の「浦」という漢字の部首は「さんずい」ですよね。
このような地名の場合、水に関係があると考えるのです。
  
実は浦和には、沼がありました。
更に大昔・・それも縄文時代より更に前までたどると、浦和には海がありました。
東西を走る現在のJR武蔵野線の北側が陸、南側が海と言ったところです。もちろん、今の埼玉県には、海がありません。
  

  
江戸時代、浦和には上谷沼という湿地帯があり、川魚やウナギなどがたくさんとれたようです。
都市開発が進んだ昭和30年代まで、たくさんウナギがとれました。
  
関東大震災で、東京から浦和に疎開してきた人たちを通じ、東京でもウナギを食べる事が盛んになったそうです。
  

  
#ウナギの栄養効果
うなぎにはビタミンAが特に豊富で、他にもビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、EPA、DHA、ミネラルなどが豊富に含まれています。
  
・ビタミンA:免疫力アップ
・ビタミンB1:炭水化物の代謝に関与⇒疲労回復効果・ダイエット効果
・ビタミンD:骨粗しょう症の予防
・ビタミンE:皮膚の酸化を予防⇒アンチエイジング効果
・鉄分:貧血の改善や予防
・EPA・DHA:血流改善⇒心筋梗塞・脳梗塞の予防
  
尚、ウナギにはビタミンCや食物繊維が含まれていません。
これらと一緒に食べると、より健康的な組み合わせになります。
  

  
皆さんも夏バテ対策に、ウナギを食べてみてはいかがでしょうか(*^^)v
JR浦和駅西口を出ると、さいたま観光大使でウナギをモチーフにした「浦和うなこちゃん」が待ってくれています(現在は駅前工事のため、伊勢丹前に移動中)。
  
ちなみに「浦和うなこちゃん」のデザインは、「アンパンマン」の原作者である故やなせたかしさんです。
2008年に完成しました。なんとなく、アンパンマンのキャラクターに出てきそうなデザインですね(^^♪
  
浦和区及びさいたま市のウナギ屋さんはこちらから。
http://www.stib.jp/stayeat/unagi.shtml
  
(画像の一部はネットより引用)