以下のような記事を見つけた。アホらしいので捨て置こうかとも思っていたが、こんな気楽に憶測記事を公開しているのであれば、私も気楽に憶測を述べておこうとも思う。

 

『ひかりの輪外部監査委員のHさんが無免許運転容疑で家宅捜査受ける。公安調査庁スパイでひかりの輪を除名されたインコの会の主催者N氏が警視庁にチクったのではないかという噂。http://blog.goo.ne.jp/nichikon1/e/1b05fa86ea3ee5b39ffff6e897a29522


この記事には『無免許で、聖地巡礼で車を運転。どうしてばれるのか。公安調査庁のスパイとして大阪支部を追放され、インコの会を主催しているN氏が、警視庁にチクったのでは、、というのが、もう一人の外部監査委員会協力者の憶測です。』

 

という噂を広めておきたいらしい(笑)。これが外部監査協力人の意見らしい。

 

歳末で交通安全の取り締まりの厳しい時期に、しかもHさんの運転はかなり荒かったとの情報も入っているので、それで無免許運転がバレるはずもないと考える方が異常であろう。しかも2年半も無免許で日常的に運転していて捕まらなかった方がよっぽど幸運だったと考える方が常識的ではなかろうか。にもかかわらず、バレたのがチクリだと考える妄想力はすごいものがある。改めて言っておくが、これがひかりの輪の外部監査協力人のこれが考え方なのである。

 

私の憶測を言っておくと、この外部監査協力人に入れ知恵しているのは団体であろう。団体自らこんなコメントを出すわけにもいかず、この方に入れ知恵することで、このような意見を言わさせているのだろな。無免許で運転するという違法行為から目を逸らさせるために。

 

そして、この外部監査協力人。いかにも公安とは接点がないような振りをしているが、これがいかにもわざとらしく怪しい。私を公安のスパイと疑い批判することで、自分の立場を暗に安全な位置に置こうとしているとも考えられる。恐らくであるが公安からは接触を受けているであろう。ひかりの輪の外部監査協力人。公安調査庁にしてみれば絶好のターゲットになるに違いない。公安からの接触が一度も無いとするなら、国の安全を守るべき公安調査庁は何を一体調べているのであろうか。とてもじゃないが接触がないとは考えにくい。金を貰っているのは一体どっちなのだろうか。。

 

長年、団体と関わっていると分かることであるが、スタッフもかなりの数の人間が公安と関わっていた。今でも関わっているスタッフもいることだろう。公安を巻き込んで有利な情報だけを流し情報操作するためにである。ついでに金まで受け取るスタッフもいた。私がまだ熱心な信者だった頃には、スタッフから公安の協力者にならないかとの話もあったのである。もちろん狙いは金。公安調査庁から金を受け取り、その金を団体に回せということだ(笑)。そんな団体推薦の信者の情報など公安が欲しいとも思われず、そのままその話は立ち消えにはなってしまったが。

 

まぁ、そんなスタッフの状況を見かねた河野さんが、公安調査庁との癒着を叱責したと思われるのだが、結局はスタッフの金銭授受問題が会員の問題へとすり替えられて、会員はスケープゴートにされているだけだろうに。

 

それをしっかりと監査していくはずの監査協力人が団体の言い分を鵜呑みにして団体に取り入り、団体の広告塔となった上で団体情報を得て、公安調査庁からも金を受け取っているとするならば、すべてが合点がいく。スパイとはそうやって情報を得ていくものだからである。

 

以上、私の推察であるが、あまりにも低レベルな憶測に対して、こういう理屈は十分に成り立つと意見を述べておこう。


次に、真剣に外部監査員会のことを検証しておこう。前回の更新処分決定文(官報平成27年1月30日号外23号 P.7)には以下のような記述がある。


『ひかりの輪は「外部監査」と称する取組を実施しているが、以下のとおり、外部監査とは言えないものである。すなわち、外部監査委員の中に、就任以前から「ひかりの輪」の活動に協力するなど、すでに接点を有している者が存在しているなど、その独立性も確保されていない上、監査の重要な要素である帳簿書類の検査がなされておらず、認知症の高齢者から悪質な手段を用いて寄附金を徴収したり、旅行業法に抵触する手法を用いて資金獲得を図っている「ひかりの輪」の実態に対しても、外部監査員会が、勧告するなどした事実は認められない。(中略)。したがって、「外部監査」と称する取組によって「ひかりの輪」の組織体質が改善されたとは認められず、その在り方自体を変化させていくものとなってはいないことは明らかである。』

 

要するに、外部監査委員会の役割を全く評価していないということである。因みに、この決定に対しては団体側は取り消し訴訟を行っているのだが、取り消しされるまでは「公定力」が働くので、現在でもこの決定は有効であるということは付け加えておこう。

 

この決定からもうすぐ二年になろうとしているが、一体この決定に関する意見に対して、外部監査員会はどのように改善策を取ったのかということは、全く見えてこない。この協力人のように自らの組織の問題点を問題視するどころか、「チクったのは誰か?」などと言っていること自体がこの組織の致命的な自浄能力の欠如を示している。

 

公安審査委員会よりこのような指摘を受け、何らかの対応もせず、今回逮捕されたHさんのように相変わらずに団体の活動を監視するのではなく、聖地でも車を用意して、無免許で運転するという奉仕精神を存分に発揮している。公正、中立、独立性を担保しなければならない立場の人であるにも関わらず。

 

これで一体どのような監査が行われるというのであろうか。団体に無批判で鵜呑みにしたままの意見しか言えないのは必定であろう。こんな係わり合いをしていてはダメだという人はいなかったのであろうか。

 

河野さんが外部監査委員長を辞めてからというもの、本当に上祐の独裁体制になりつつある。誰も止められない。そんな状況の中で、この事件。

 

私の予想では外部監査委員会は消滅してしまうであろう。この不祥事に堪えられる組織であるとも思えない。かろうじて名前だけは残すかもしれないが、実態のない組織となってしまうであろうな。今でもそうであろうが。

 

外部監査は崩れ去り、批判する会員は排除され、イエスマンのみの団体。組織が崩壊するのも時間の問題であろう。

 

虹を見ては大喜びしている団体だが、その結果としてこの事件。虹が吉兆であるとするならば、それは団体存続の吉兆ではなく、解散して一人一人が誰にも依存することなく、自立の道を歩んでいくことを示唆するものではないのか。つまり解散への道こそが吉兆の印であり、虹の意味するところであろう。虹を見るたびに団体存続は厳しくなっているのだから。