松本サリン事件から26年が過ぎた。事件の風化の風化が進む中、オウムの後継団体は今なお存続している。
死刑も執行され、今ではオウム後継団体のひかりの輪上祐が、生き証人としてオウムを語る場面が多く、上祐に都合よく歴史が修正されていることも多い。
例えば、上祐は「事件を反省してひかりの輪を立ち上げた」などと、平気で嘘をついているがアレフを辞めた時には、「二つのファウンデーション」という説法をしきりにしていた。アレフと新団体、どちらかが残れば真理の灯明(オウムの教え)は残せるという考え方である。
つまり新団体(ひかりの輪)の立ち上げはオウムを残すためという目的によって立ち上げられたのであり、決して事件を反省した訳ではなかったのである。
私もひかりの輪を辞めてからは、そのような上祐の嘘を指摘し発信してきたが、何せそのような経緯を語ってくれる元信者もあまり存在せず、上祐の意見だけが流通しつづけている有様であった。
苦々しく思っていた時に、やや日刊カルト新聞が裁判の判決分などから、ひかりの輪の検証記事を書いてくれた。上祐がしきりに言っている「輪、柱、虹」などのキーワードにどのような意味があるのか。だてにオウムの後継団体として観察処分をかけられ続けている訳ではないということが理解もできると思う。
若田部さんには敬意を表したい。
【コラム】ひかりの輪がオウム真理教を脱却できているかを検証する(1)
https://dailycult.blogspot.
【コラム】ひかりの輪がオウム真理教を脱却できているかを検証する(2)
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【コラム】ひかりの輪がオウム真理教を脱却できているかを検証する(3)
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【コラム】ひかりの輪がオウム真理教を脱却できているかを検証する(4)