漢方薬のチカラ | 音・ステージ

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難病という逃れられない運命の中でも、自分の人生の舞台を創っていく。

最近、また悪化しました。


一年ちょっとで4回…くらい。


ちょっと多いとは思いますが、これがリアリティーですかねアセアセ


そんな僕の治療薬の一つが、漢方薬です。


漢方薬と聞くと、どうしても民間療法として捉えられがちですが…


最近は少し大きめの病院でも処方されることが多くなりました。


僕もすごくお世話になっていますが、漢方薬と一口で言っても様々な種類があります。


入っている生薬の種類や量によって変わるみたいで、例えば


葛根湯


風邪の治療薬の一つですね。


これには7種類の生薬が入っています。そしてその名の通り、「葛根」という生薬も入っています。


もう一つ、風邪の時に用いられる漢方薬には


麻黄湯


があります。


こちらは、基本的に体を温める成分がたくさん入っていて、寒気がある人向けだとか。


一方、葛根湯には熱冷ましの効果があるものも含まれているため、その分体を温める成分が麻黄湯より少ないみたいなんです。


だから、症状によって、葛根湯にするか、麻黄湯にするかをきちんと判断する必要があるんですね。


また、漢方薬の説明欄には必ず「虚弱」などの体質について書かれています。


虚弱な人に、そうでない人向けのものを飲ませたら、体質に合わなくなり、十分な効果を得られなかったり、下手したら副作用に悩まされることもあるかもしれませんガーン


そうなったら大変なので、きちんと体質も判断基準に入れるんですね。


きちんと症状や体質に合ったものを飲めば、十分な効果を得ることができます。


今回、僕に処方されたのが


麻黄附子細辛湯


という、ちょっと長い名前のお薬です。


このお薬には

・麻黄

・附子

・細辛

という生薬が入っているそうです。


このお薬も様々な病気、症状に効果を発揮します。


体を温めたり、痛みを取ったりする。

これはネット情報ですが、どうやら線維筋痛症の人にも使われたらしい?


実際、効果はあります。

でも、処方されたのは2日分。


なぜかというと、

・麻黄は覚醒剤のもと

→きちんと配分考えて処方されます。


・附子は元々トリカブト

→弱毒処理して処方されます。


ということで、中毒にならないよう、あくまで一時的な緊急使用としての処方となりました。

(興味から色々調べました)


そのおかげもあってか、体の調子は良くなっていきました。

(もちろん他のお薬の効果もあります)


根っこはなかなか治りませんが、一時的でも楽になったので、今後また悪化した時の参考にもなりますね!!


ただ、これはあくまで「僕の場合」です。必ず皆さんが同じようになるというわけではないので、まずは自分自身の症状、体質をしっかり見極めてもらった上で飲むようにしてくださいね。