今回は太陽と月の組み合わせ144です。
今回は蟹座の太陽と獅子座の月の組み合わせです。
この組み合わせ144では一見して太陽と月が似たような組み合わせである場合と、太陽と月がかなり違った個性がある方の場合があります。
この組み合わせ144では、特にこの太陽と月の個性が違っている方にとっては、読み方の参考になるところが大きいのではないでしょうか。
なぜなら太陽と月が似たような場合の方なら読み方は簡単なんです。
たとえば蟹座の太陽と蟹座の月の方の場合は信念的にも、感情的にも人に対して優しく穏やかであるので、これは太陽と月の間に矛盾もなく、蟹座という点に絞れるので読みやすいのです。
もちろん蟹座の太陽の場合には蠍座の月や魚座の月のように同じ水のサインの場合には太陽と月の組み合わせは同質でかなり読みやすいです。
それに対して今回のように蟹座の太陽と獅子座の月の組み合わせですと、太陽と月がかなり矛盾をしていますし、読み方として読みにくいです。
ですからこうした太陽と月の組み合わせを持つ方の場合には読み方に工夫が必要です。
まずは大事なことは蟹座の太陽と獅子座の月の個性をハッキリとさせておくことです。
まず蟹座の太陽の場合には周囲の方に対して合わせた生き方をすると言うことが挙げられます。
つまり奥様の場合はたとえばママ友の意向を常に大切にして、自分のワガママを抑えるところがあります。
旦那様に対してもなるべく自分の意見を言わずに、旦那様の意向に合わせるところがあります。
お子さんにもとても気を使い優しいお母さんであることに誇りを感じるでしょう。
このように周囲からも家族からも愛される良い女性、良い奥様、良いお母さんというイメージが蟹座の太陽の方ですね。
それに対して獅子座の月はとても感情的で姉御肌、仲間思いで家族思いです。
ただ自分が中心となっていないと気がすまないタイプでもあります。
仲間内でも自分がリーダーになりたがるでしょう。
このあたりは少し信念と感情に矛盾があります。
このところの太陽と月の個性を見極めた上で、組み合わせを考えます。
この場合は仲間思い、家族思いと言うのは共通しています。
後は表現ですが、本来なら皆に愛される柔和な方であるのですが、その表現が少しキツく激しいのです。
そうなりますと、これはダンジョン飯のマルシルのように仲間思いなのに、賑やかでおっちょこちょいで、笑いが好きなタイプと言えます。
あるいは大阪のオカンのように家族思いで周囲にもとても良い人であるのに、笑いを忘れずに少し図々しいようなところもあり、なんとも憎めないような方が思い起こされますね。
大体において人は信念と感情が矛盾しているからこそ、魅力もあるのですよね。
そうした信念と感情の矛盾をむしろ、その方の魅力的な個性と読むことが出来れば、この太陽と月の組み合わせ144を書く意義にもなります。
蟹座の太陽と獅子座の月は組み合わせとして矛盾は大きいですから、その出方も人それぞれのところがあります。
出来るだけ、自分やその本人にとって有意義なように読んでみてください。
今回のタロットカードはワンドクイーンです。
同様に蟹座の太陽と獅子座の月の組み合わせの方はとても賑やかで明るい女性（男性）である可能性が高いです。
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