アセンダントとソフトアスペクトを取る場合は基本的にはトラインとセクスタイルがあります。
このトラインとは120度の角度です。
そしてセクスタイルは60度の角度です。
これはアセンダントを中心にしてみると、トラインとは4室と5室の境界線あたりと8室と9室の境界線あたりとなります。（ハウスは人によってまちまちです。アセンダントとトラインになる星が4室になったり、5室になったり、8室になったり9室になったりします。境界線というのは一般的に言ってです）
セクスタイルは2室と3室の境界線のあたりと10室と11室の境界線のあたりです。（こちらも一般的に言ってです。人によってはセクスタイルは2室になったり、3室になったり、10室になったり、11室になったりします）
端的にいって、トラインは5室と9室、セクスタイルは3室と11室と考えても良いでしょう。
これらのトラインとセクスタイルの星がアセンダントに与える影響を考えてみます。
まずはトラインです。
5室的に考えますと、たとえばアセンダントと金星がトラインとすると、これは美的な創造性が見た目の美しさに影響します。
ファッションやコスメに気を使う事によってキラキラと輝く美しさを手に入れることが出来るでしょう。
9室的に考えますと、たとえばアセンダントと金星がトラインとすると海外に行き、その留学の中で身に着けた洗練されたスタイル。
それが見た目の美しさにつながるでしょう。
これはアセンダントと金星のソフトアスペクトであるトラインが見た目の美しさに影響を与える場合です。
次にセクスタイルです。
3室的に考えますと、アセンダントと水星がセクスタイルとすると、人のコミュニケーションの中から人の生きる術を身につけるようなところがあり、人間関係の中をうまくかいくぐる知性を得られるでしょう。
11室的に考えますと、アセンダントと水星がセクスタイルとすると、これはSNSなどを使ったコミュニケーションのノウハウが自分の知性を高め、見た目にも知的なイメージをつけていきます。
以上のようにアセンダントとのソフトアスペクトはトライン、セクスタイルで若干の違いがあり、トラインの方が良さが素直に出ます。
セクスタイルの方が少し工夫が必要となります。
ではありましても、アセンダントとソフトアスペクトの場合には比較的に楽に見た目の良さや能力の高さをアピールすることが出来ます。
その点アセンダントとハードアスペクトの困難さはあまり無いでしょう。
アセンダントと星とのソフトアスペクトにより、その星の持つイメージを比較的に楽にまとうことが出来るので、これは幸運を表すアスペクトだと言えるでしょう。
誰にでも一つはあって欲しいアスペクトの一つです。
このアセンダントと星とのソフトアスペクトは比較的に重要なアスペクトではあります。
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