冬至と西洋占星術の関係

今日は冬至ですね。

今日の12時27分に冬至となります。

冬至は極めて東洋的な暦の中の一日のように思えますが、実は西洋占星術と関係があります。

冬至を西洋占星術的に言いますと、山羊座0度なのです。

山羊座0度は射手座から山羊座に変わった瞬間から0度になります。

この山羊座の0度に太陽が入った時を冬至と言います。

そしてその日を冬至の日と言うのです。

ですから冬至は山羊座0度の日と言っても良いのですね。

この山羊座0度。

山羊座的な力に溢れています。

この山羊座0度は実は天秤座0度と牡羊座0度とスクエア(90度)の関係であり、蟹座0度とはオポジション(180度)の関係です。

天秤座0度は秋分です。

牡羊座0度は春分です。

そして蟹座0度は夏至です。

この山羊座、牡羊座、蟹座、天秤座の活動宮の関係はグランドクロスとして知られている関係です。

グランドクロスはお互いがお互いに干渉し合いますが、4元素の火、地、風、水のすべての元素が干渉し合いますので、元素的なバランスは取れている関係です。

つまりこの山羊座、牡羊座、蟹座、天秤座の0度の関係はグランドクロス的な意味合いがあります。

これは春分から始まって、夏至、秋分、冬至と至る関係にもこのグランドクロスのようなそれぞれの要素に干渉し合う関係があるのです。

春分で人は生きる目的と、ここから始まる1年をイメージ的に感じます。(牡羊座の最初のイメージです)

そして夏至ではそうであっても、現実には周囲とうまくやらないといけないという義務感を感じるのです。(蟹座の最初のイメージです)

さらに秋分ではそうした人との付き合いの中でさらに自分の夢を人間関係から探り始めます。(天秤座の最初のイメージです)

そして最後の冬至で全てを完成させ、自分のなすべきことに全力投球するのです。(山羊座の最初のイメージです)

つまり冬至には春分で始まった、新たな創造の息吹をどう完成させるかという巨大なテーマがあるのです。

また冬至では春分的な単なる思いつきなどは否定し、秋分的な人との関係に依存することも否定します。(スクエア的に)

そして夏至の仕方なしに義務を行うこととは、反対となる自分の夢のために責任感で全集中するという道に進むのです。(オポジション的に)

その意味ではこの冬至はまさしく一年の完成であり、成し遂げなくてはならない何かに集中する意味では、自分の天命に従うポジションでもあります。

これはたとえば受験生ですと、勉強の追い込みの時期に当たります。

まさしく冬至の頃こそ、持てる力を最大限に振り絞って結果を出すことに全集中するのです。

そうした決意を表すのがこの冬至です。

ですから一年の総決算をするべく、これから会社でいうところの年度末に向けて全力投球をすべきときなのです。

ここから春分までは少しモードに入ってしまうかもしれません。

営業のモード、接客のモード、会計のモード、勉強のモード、企画のモード。

さまざまなことでそのモードに入り戦闘態勢に入ります。

そんな重要な転換期が冬至なんですね。

ですからまずはゆず湯に入り、リラックスし、カボチャを食べて、英気を養い、さらにこれからすぐ来るクリスマス(イエス様の誕生日ですが、冬至のお祝いと関係が深いとされています)で七面鳥(なかなか食べれませんが)やチキンを食べ、ケーキを食べ、心も身体も万全にし、お正月で身体を休め、心も休め(実はお正月も山羊座です。冬至からクリスマス、お正月という流れは山羊座の力を本格化させます)年明けには全開の戦闘モードに入るのですね。

その年明けの全開の戦闘モードに入るための、まずは意識の変革。

それが冬至なんですね。

ですから今日はこれから年度末に向けて、また夢の実行に向けて、全力投球する決意と、その前にまずはゆず湯とカボチャでリラックスと英気を養うと良いですね。

私もゆず湯に入り、カボチャを食べます。

そして私も夢の実現に向けて、全力投球する決意を決めます。

皆さんも色々なことで全力投球する決意を固めてください。

そんな日ですから。

今回のタロットカードは運命の輪です。