占い師Hisashiです。
今回の3室につきましては通常は1室から2室、3室へと進む流れの中で考えるのが一般的です。
それはつまり1室が自分の生まれたときの条件で、2室が人生の素材としての自分(肉体的な才能や経済的な状況)そして3室が創意工夫をするところの自分のスタンスとして見ることが一般的です。
ですが今回は三区分から見る12室です。
3室も9室、6室、12室との兼ね合いの中で見ていくのです。
この3室、9室、6室、12室の関係というのはつまりは調整に関わります。
これらの室はそれぞれの範囲での調整に力があるのです。
3室は個人的なことの調整で、9室は社会的なことの調整で、6室は人間関係的なことでの調整で、12室は魂的なことの調整です。
実はこうした調整というものはかなり必要なことです。
たとえばオーディオのボリュームを上げたとします。(これは1室、7室、4室、10室のグループを表します。まずは行動から入るのです)そうなると音が大きすぎるので、今度は音を小さくします。(これは2室、8室、5室、11室のグループです。最小限の範囲での発展性を表すグループです。)とすると今度は音が小さすぎます。
そしてちょうどいい音量まで調整をすることになるのです。
この調整がこの3室、9室、6室、12室のグループなのです。
良い音でオーディオを聞くためには調整は不可欠です。
またオーディオの音量も耳が遠い方と敏感に音を察知出来る方とは音量は異なります。
同様に3室、9室、6室、12室の調整というのは個人差が大きいのです。
この調整がうまく行くと結局は1室から始まるグループも2室から始まるグループもうまく活用することが出来るようになるので、実はこの3室からのグループというのは最も重要な役割があります。
そして3室は個人的な方向を調整し、9室は自分が進むべき道、どのような夢を持っているか、社会に何が出来るかという社会的な方向を調整します。
6室は自分と周囲の人間関係、つまり職場などでの自分のあり方を調整します。
12室は自分の生まれてきた役割などに関わり、自分の使命に関係が深く、魂の調整をします。
このような調整のグループを活用出来れば、1室からの活動的なグループも2室からの固定的なグループも結局はうまく活用が出来るので、この調整というものは実は一番大切なことです。
なかでも3室です。
この3室は個人的な意味での調整を表します。
自分にはやりたいことがある。
だが自分にはお金も才能も限られている。
だとしたら出来る範囲内で何かをしなければならない。
そのためには知識も必要だし、創意工夫も必要だし、人とのコミュニケーションも必要だし、生きるためのノウハウも必要である。
そしてそのために必要なのは自分の兄弟や兄弟のようないとこや幼なじみとの関係で、その中で自分が生きるノウハウを学んでいく。
そして旅行などの先で学んだことは日常生活にも役に立つノウハウである。
そうした室が3室であると言えます。
その意味では3室は兄弟、国内旅行、勉強、ノウハウ、コミュニケーションなどを表す室であると言われますが、それはつまりは自分が何かを始めるときに何かをやりたいという無意識の渇望(1室)と実際に何がやれるかという肉体的な才能や経済的な状況(2室)という制約の中での自分を活かすための調整が3室なのです。
先ほどの3室を表すキーワードはその自分の生きる調整の残滓(ざんし)とも言えるものなのです。
基本的には自分が何をやりたいか何が出来るかの中での創意工夫こそが3室のあるべき姿です。
この創意工夫の中で色々な3室の役割が現れていくのです。
つまり3室とは衝動(1室)と制約(2室)の中でのもがきです。
そのもがきは個人的な意味でのもがきなのであり、そのもがきが社会の中でのもがきは9室と言え、人間関係のもがきが6室とい言え、魂のもがきが12室なのだと言えます。
3室の個人的なもがきは個人で行き着くところまで行くということが言えます。
もがきの中で新たな創意工夫や未来が開けます。
その意味では3室には創意工夫や自分の進むべき方向性も現れると言えます。
皆さんも3室の状態をよく見てください。
3室に驚くべきもがきがあるのなら、それは苦しみと同時に自分の進むべき未来も表すものなのです。
3室に星が入る方の場合は私のHP「アポロンの館」のブログ「占い師Hisashiの占い講座」の「占い師Hisashi占い講座53(3室の解説)」に詳しく書いています。
占い師Hisashiの占い講座53(3室の解説)
今回は3室の星座の解説を書いていきます。
3室に星が入る方の場合はこの占い師Hisashiの占い講座53(3室の解説)を読んだ上で、今回の3室の星座についても読んでみてください。
3室に星が入らない方の場合は今回の3室の星座の解説を読んでみてください。
3室に星が入らない方の場合でも進行(プログレス)やトランジットで3室に星が入ってくる場合もありますので、その場合は占い師Hisashiの占い講座53(3室の解説)を読んでから、今回の3室の星座の解説を見てみてください。
3室に進行やトランジットで星が入ってくる場合は3室に星が最初からある場合に準じますが、その星が3室に入ってきた時点からその影響力が始まり、星が3室を抜ける時に影響力が終わるというように読みます。
ただし3室に進行やトランジットの星が滞在している間にその星の力を3室に注ぎ込めた方は、その星が3室を抜けても3室にはその星の影響力が少なからず残っているということが言えます。
ここからは3室がどの星座にあるかによる3室の解説です。
3室の星座
牡羊座の3室
基本的には全てにおいてチャレンジャーの行動を取りたがります。
なんでも挑戦することに生き甲斐を感じるでしょう。
ただ意外にも自分の行動はよく計算されており、しかし、世の中はままならないということも理解した上で、チャレンジャーの行動を取り続けます。
それはある意味では爽快ではありますが、結局は人に助けられないと可能性はつぶれます。
破天荒に見えて計算ずく、わがままに見えて、人とのつながりを大切にするという、かなり特殊なタイプだと言えます。
牡牛座の3室
このタイプの方は行動パターンがいつも同じことに安心感があります。
いつも同じ時間の電車に乗り、同じ席の前に立ち、同じ様な朝の人達、そして同じ駅で人が降りた席に座り、会社のある駅まで一眠りという、かなりルーチン化された行動に安心感を感じるタイプです。
もともとは適当なところもあるのですが、社会人経験の中で失敗することもあり、だんだんとこうしたルーチン的な日常に安心感を感じるようになるでしょう。
ただそれには仕事も安定した仕事、つまりは一流企業を目指す方が良く、また家業を継いだり、世話をしてくれる誰かを頼ったりと、いずれにせよ、自分よりも大きな存在の助けで生きる必要はあります。
その中でルーチン化された日常を生きることによって、安心をしながら、最終的には成功をしていくのです。
双子座の3室
双子座のナチュラルハウスは3室ですので、3室はそもそも双子座的ではあります。
その意味では双子座の3室は双子座の持つ冒険心や行動力が素直に出ます。
何でも知りたがり、やりたがりのところがあり、旅好き、旅行好きで、話し好き、そして旅行の後には今ならブログに旅行記を載せることも忘れないでしょう。
人に色々なことを話すことも好きだし、SNSで色々なことを書き綴ることも好きでしょう。
毎日が探索なので、近所の知らないお店にぶらっと入ることも好きでしょう。
これはつまりはもともと何かをやって失敗することを厭わない性格で、実力さえあれば何をしても良いのだと思うところがあります。
ただ社会的に成功するには、単に好奇心だけで進むのではなく、まとまった勉強をする必要もあります。
資格を得るためにしっかりと勉強をする。教養を高めるために講座に通う。
スキルアップを目指すことが実は重要です。
それさえ出来ればかなりやりたい放題に人生を歩んで行けるでしょう。
蟹座の3室
人に対する思いやりや優しさを重視するように生きていくでしょう。
何をするにも一歩引いた行動を取り、何でも周りに分け与えるようなやり方をどうしてもやりがちです。
そもそもはただ真面目に生きたいだけなのですが、どうしても人と人とのぶつかりを避けるようにしてしまうので、こうした控え目な行動を取りがちです。
成功をするにはやはり大きな視野が必要です。
たとえば50代になった時を考えて、転職などはせずに真面目に働くような生き方を考えることによって、人に勝ちを譲るような生き方でもやがては、成功に近づくでしょう
獅子座の3室
とにかく周りに対して自分をオーバーに表現することに力を入れます。
目立つことなら何でもしたくなるでしょう。
派手な格好をすることだって、問題としません。
それはそもそも何か楽しいことをするのが好きだからで、もちろん人を傷つけるようなことはしませんが、人を傷つけないような自分がただ目立つだけなら、どんなことをしても良いと思ってしまいがちです。
ただ実際に自分が人気者になれるかは、SNSが勝負です。
YouTubeやインスタグラムなどでフォロワーが増えれば、真の人気者になれるでしょう。
それはあくまでプライベートで構わないのです。
仕事で成功するのではなく、SNSなどを使って人気者になれれば、目立ちたがりの気持ちは満足します。
乙女座の3室
超がつくほどの潔癖性です。
うがい手洗いは当たり前、常に除菌をしているでしょう。
家の中もいつもキレイにしていると落ち着きます。
これはとにかく家が好きで、家の中をピカピカにしていることで気持ちが上がるようなところがあるからです。
ポイントは風水などを使って、単にキレイにピカピカなだけでなく、風水的に運気の良くなる家を目指すとさらに気持ちが落ち着きます。
良い家に住んで、ピカピカの部屋にアメジストドームなどの風水アイテムを置けば、自分が幸せになるイメージが出来るでしょう。
天秤座の3室
好きな人が出来たら、その人のいるところへ向かってしまいます。
そうすることで自分も変化して、新たな可能性が見えてきます。
もともと夫婦で仲良くしている姿に憧れるところがあるのですが、パートナーには素敵な人を選ぶ癖があり、婚期は遅くなるかもしれませんが、パートナーとの新しい生活をすることで大きな未来が開けます。
特に二人で一緒に新たな場所に居を構えると元気になります。
京都に住んでいる女性が大阪の男性に惹かれ、結婚を機に神戸に住むということがかえって、運気を高めることにもつながります。
蠍座の3室
自分の家業や大企業の職場に自分を任せたくなります。
女性ですと旦那様の出世に一喜一憂することでしょう。
これはとにかく真面目に品行方正に生きたい性格が、結局は仕事場やパートナーで物事が決まってしまうことを知り、それではその会社を大きくしようとか、家業を成功させようとか、旦那様を出世させようとか、そうした方向で自分をプラスにさせようと思うようになります。
ただ大事なことはうまく資産を運用させることです。
貯めたお金は株や投資信託などでしっかりと運用させ、不動産投資もしっかりと学び将来のための資金を貯めておくことを念頭に置いておくと良いでしょう。
旦那様が出世でうまく行かない時期があっても、運用した資産でなんとか乗り越えられるのですから。
射手座の3室
かなり勉強熱心で常に自分を高めているでしょう。
英語などの語学から漢字から地理歴史、はたまた数学や数独などのパズルまでありとあらゆる知性を使うことに興味があります。
またスポーツやトレーニングにも熱心でしょう。
それはもともと自分のスタイルで生きることが大事だと思っているからで、自分の頭と身体を鍛えることが結局は自分の人生を豊かにするということをよく理解しているからです。
ただどちらかと言うと保守的なところもあるので、たまにはどこかに旅行に行き、広い世界を見るようにすると自分の殻をやぶることが出来ます。
せっかくの語学ですから、役に立たせましょう。
仕事で語学を使うだけでなく、海外にも行って自分を磨きましょう。(コロナウイルス禍が終息した後の話ですが)
山羊座の3室
とにかく出世に結び付くことをしてしまいがちになります。
これをすれば上司に良く思われるということなら何でもやってしまいますし、部下に人気になることでも何でもやってしまいます。
たとえば農業をやっていても、地元の集まりの中心になるようなことを自然にやってしまいます。
これはもう自然なのです。
なぜかというとやはりその属する集団のために役に立ちたいという自然な気持ちがあり、またそのためなら何でもやるガッツもあるのです。
大事なことは企業で働くのであれ、農業で働くのであれ、そこの集団の不文律、つまりは皆、口にはしなくても守らなければならないルールというものをしっかりと守る必要があります。
どちらかというと成功のためにそうしたルールに反することもやってしまいがちなところがあるので、そこはしっかりとルールを守りましょう。
水瓶座の3室
物事を何でもデジタルに考える癖があります。
自分の食事のパターンでさえも、自分の体重に合わせてカロリー計算をして、うまく取ります。
仕事ではそうしたことは当たり前で、恋愛すらも相手がどう出てくるかのシミュレーションをしてしまいます。
これはつまりは本来は何でもガッツで乗りきりたいところ、しっかりと結果を出すためには計算が最も有効だと思ってしまっているからです。
それも悪くないですが、ポイントはどこかで自分ならではのエモーション(衝動)を出さなければならない時も来るので、その時は感情のパワーを出しましょう。
会社のプレゼンでは大きな声を張り上げて腹に力を込めて自分を表現することも必要なのです。
こうしたアナログな力も手に入れたときにはデジタルな計算がさらに力になるでしょう。
魚座の3室
スピリチュアルなことが大好きで、大好物です。
何でもスピリチュアルなことならのめり込みます。
毎日の生活よりもスピリチュアルな世界に価値観を置きます。
実はしっかりとした生活をすることが大事なことは分かっているのです。
ただそれだけではつまらないのです。
何か破天荒なものを求めてしまうのです。
それはそれで問題はないのですが、うまく行くためには日常生活はしっかりとコントロールする必要があります。
バランスの良い食事と規則的な生活をおくることによって、かえってスピリチュアルな世界への扉は開かれるのです。
3室の星座は自分自身の調整のようなところがあるので、この3室でうまく自分自身を調整出来ると、あらゆることが順調に進むでしょう。
今回のタロットカードは節制のカードです。
この節制のカードは自分の内面を調整するカードです。
この調整がうまく行くとあらゆることが好転します。
同様に3室の調整がうまく行くとあらゆることが好転します。
今回は3室について書きましたが、私は私のホームページ「アポロンの館」で「占い師Hisashiの占い講座」というブログの中で、西洋占星術の本質にせまる内容の投稿を書いています。
今回の3室にある星の解説でも載せたブログですが、もっともっと色々なことが書いてあるので、ぜひお読みください。
リンクを貼ります。
こちらのアポロンの館ではオリジナルパワーストーンブレスレットやSTONE IN アロマスプレーの受け付けも行っています。
アポロンの館のトップページをご参照ください。
またこのパワーストーンブレスレットやアロマスプレーを作る作家makiさんはオラクルカードやタロットカードのリーディングなども行っております。
そちらのご依頼もインスタグラムから受け付けております。
また私はまだ途中ですが女性からの男性の相性について「占い師Hisashiの占い相性術」というブログをLINE BLOGで書いています。
もし興味をもたれた方は、この占い相性術を見てみてください。
この占い相性術に関しては、簡易的な占いとして楽しんで見てみてください。
リンクを貼りますので、こちらもよろしくお願いします。
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占い師Hisashiの占い相性術