今回は木星占いの全てのまとめです。


木星占いでは12星座編、12室編、他の星とのアスペクト編、アスペクトの種類編と書いて来ました。


いよいよ全てのセクションをまとめて総合的に判断する時が来ました。


もっというとこのように総合的に判断するために今まで色々なセクション別に書いてきたのです。


具体的に見てみましょう。


木星が蠍座で4室で冥王星とコンジャンクションがあり、牡牛座の月とスクエアがある方を例にあげます。


木星が蠍座ですと一流企業などで働くようなところと何か独立してお店を持つようなイメージがあり、それがその方の経済的な基盤となり、また一般的に評価される基準となります。


木星が4室の方の経済的なアバターはやはりお店を持ったりすることでもあり、そこではお店の良い店主のイメージがあります。


また一流企業などですと出世というよりはその企業に長く働きそこでの主(ぬし)となるように常に会社にいるようなイメージです。



そうして木星と冥王星のコンジャンクションは聖遺物をまとうような聖なるオーラを身に付けて、まさにカリスマとしてそこにたたずんでいるようなイメージです。


となりますと考えられのが、どこかの雑貨屋やカフェなどでカリスマ店主として常に店に出て、その店主の元に色々な方々が集まってきて、その土地になじんで末長く人々の交流の場となるお店にいるというそんなイメージでしょうか。


そしてそこに牡牛座の月のスクエアでそうした店主に絡んでくるオシャレなマダムたちがいて、そうしたマダムたちとの色々なつながりで活気が溢れてくるそうした姿が想像されます。


これはこの方に刻印された未来像なのでもしその方がその通りに生活をしていなければ、そうなるように進めるといずれそうなっていくという姿です。



あるいは一流企業のある課の課長が毎日みんなのデスクを磨きまた課員が来ると話しかけ、まるでその課の主のように皆に慕われ、尊敬されそして女性社員にはからかわれながらも愛されるみんなの課長。

そんなイメージもあります。



もちろんそのどちらもイメージとしては間違いではないですし、またその他にもイメージはあります。


このような配置にある方はみんなそうなるということではなく、そのようになるとかなり精神的に落ち着いたりうまく行くことが多くなるということです。


ですからこうしたイメージに近いようなことをしていくと自分をうまく表現出来ると言えます。



野球でホームランバッターがスランプにおちいったときに、解説者が良いときの打つフォームになっていないというときがあります。


つまりスランプのときは自分が良いときの状態になっていないということです。


こうしたときに無理に打とうと思うとかえってうまく行かなくなります。


解説者はこうした時にはまずは自分の良いときのフォームに戻すことだと言います。


つまり自分の良いときのフォームに戻すことでむしろ結果がついてくるのです。


同様に運勢の傾向も良いときのフォームということがあります。


先程のカリスマ店主もみんなに愛される課長もこの例のような方の良いときのフォームなのです。


こうした方がお金儲けの店にしたり、売上を上げるために必死な課長になったりすると必ず運勢のフォームが崩れるのです。


そうした時に西洋占星術で良いときの運勢フォームに戻すことが必要です。


オシャレマダムと絡むカリスマ店主のカフェや雑貨屋なり、女性社員にからかわれながらも愛され尊敬される課長もそれはこの例の方のような配置の方の良いときの運勢フォームなのです。


ここに戻すことで運勢は好転するでしょう。


そしてそのためのポイントとなるのがこの木星なのです。


木星は経済的なアバター(社会的な人格)です。


この木星を中心に構成される自分という人格が経済的、社会的に独立した大人の自分を作っていくのです。


こうして木星占いは経済的、社会的な自分をどう表現するか。

そしてそれが表現出来たときに自分をもっとも生かせる運勢のフォームが出来、それが運気の向上を図るという流れになるのです。



そのためには木星を中心に12星座、12室、アスペクトと全てを生かした自分なりの自己表現のフォームを作ることが大事です。


そのための手段となるのがこの木星占いなのです。



今回で木星占いは最終回となります。



今まで読んでいただいた多くの皆様方ありがとうございました。



私にとってはかなり思い出深いシリーズになりました。


また違うシリーズを皆様にお伝え出来ることを楽しみにしています。



それでは次回のシリーズで。




今回のタロットカードは世界のカードです。









この世界のカードは外の動物と花輪が12星座と12室を表し、その中での自分こそがその中で輝く木星と言えます。


つまり12星座、12室、アスペクトをうまく活用して表現する星(今回は木星)を中心とした社会的な人格が新たな可能性を広げ、新しい運勢を作っていくということをこのカードは伝えています。


こうして木星占いは総合的に判断されたときに本来の力を発揮します。


少し大変ではありますが、自分なりに総合的に読んでみてください。



そこで出来上がった自分は経済的なアバター(社会的な人格)として新たに出来上がった自分の得意な運勢フォームなのです。





今回は木星占いについて書きましたが、私は私のホームページ「アポロンの館」で「占い師Hisashiの占い講座」というブログの中で、西洋占星術の本質にせまる内容の投稿を書いています。




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