占い師Hisashiです。


最近、これからは250年も続いた地の時代が終わり、200年以上続く風の時代が来るって言われてますね。


確かにそれはそうなんです。


そして今年は地の時代の終焉とも言えるべき、山羊座での冥王星、土星、天王星のグレートコンジャンクションがあり、今年の終わりには風の時代の始まりとも言える水瓶座の土星と木星のグレートコンジャンクションがあると、それはその通りなんです。


では来年から全てが何もかも変わって、世の中が明るくなる。


それはそうではないと思うんです。



私は大体において、時代ってそんなに自分に影響があるのかな?って思うんです。


なぜなら時代はどうあれ、自分のやるべきことをしている方って多いと思うんです。


たとえば工場で何かを作っている方、事務で計算をしている方、絵画などの創作活動をされている方、など時代に左右されないで、自分のやるべきことをしている方ってかなり多いと思うんです。



そうした方の場合は時代がどう変わるかよりも、自分の個性をどう活かすか?ということに主眼が置かれると思うんです。


つまりは世の中の動きよりは自分という存在の個性を活かす。


それがまずは重要なんですね。


ですが一方で、飲食店業界の方、アパレル業界の方、エンタメ業界の方、水商売の方、販売業の方や、営業職の方などはやはり時代に左右される傾向があります。


そうした方の場合はやはり時代というトレンドを意識したような生き方をせざるを得ないですよね。


ただしそうした方もやはり自分という個性がその業界に合っているかどうかということはまずは一番最初に考えることでしょうね。


となりますと、これから世の中がどうなるかということよりも、自分がどうあるかということがまずは重要なのですね。



つまり時代に流されずに、自分をどう表現するかということに重点を置くということです。


その上でやはり表現するにあたっては時代もやはり考慮するということですね。



これはつまりまずは自分が何者であるか?
それを考えるならば、地の時代が終わろうと、風の時代が来ようと問題はないのです。


つまり自分が火の元素が強い方は火で生きるぺきであって、地の時代が終わろうと風の時代が来ようと、それは同じです。



ただ今まではその表現を地のように表現していたものを風のように表現するというイメージでしょうか。



たとえばキャンバスに高級な顔料を使って絵を描いていた方が、高価なパソコンの最高のソフトを使ってCGを描いていくように時代に合わせてシフトするというようなことです。


しかし、それはあくまで表現の仕方を変えただけで、本質的に火の創造性が変わったわけではないのです。


しかも、ことによると無理にCGに変えずに今まで通りにキャンバスに絵を描いていっても良いのかもしれない。


これはつまり要するに絵よりCGの方が、世の中の流行りに乗るというだけでして、もし本当に創作に自分の気持ちがある方なら、流行りに乗るということも無意味であるのかもしれない。


そう思うのです。


というのも火の元素の強い方が望むのは「自分の炎を燃やす」ことなのであって、人に称賛されるとか、儲かることを考えているわけではないからですね。



大体において、今年の終わりから風の時代になったからと言って、完全に地の要素がなくなるわけではないですし、冥王星なんかは今まで通りに山羊座という地の星座に留まりますしね。


天王星にいたっては、これからも長く牡牛座という地の星座に留まるわけでしてね。


自分に火の元素が強い方にとっては、地の時代だろうが、風の時代だろうが関係ない、自分の火を追求するのみってなるわけですよ。


それをこれからさも地の時代が終わって、風の時代が来るから、風の時代の新時代の生き方をしなくてはならないっていう押し付けはいかがなものかと思うのです。



むしろ風の時代はそういう、これからこんな時代だからこうしろっていうような押し付けがない時代なのであって、これからこんな時代が来るからこうしろっていうのは、まさしく地の時代の押し付けなんではないだろうかと思うのです。



風の時代は真に自由に自分のやりたいことやしたいことを、ネットや情報などを駆使して誰でもが追求出来る時代なのだと思います。


昼は会社で上司にいびられている会社員が、夜には自由にSNSで盛り上がったり、ことによるとリモートワークで昼でも家で仕事が出来るかもしれない世の中です。


ただリモートワークと言ってもそれはそれで、神経的なストレスがかかりますから、それで世の中がパッと明るくなるわけではないのでして。


たとえばリモートで婚活をしたとしても、最終的には相手と会わなくてはならないわけですし、基本的なことは変わらないと思います。



つまりは自分が良いと思うこと、火の元素が強い方ならやはり「自分の火を燃やす」ことに力を入れるべきでして、それを実際のキャンバスに描こうとも、CGで描こうとも自由ですし、もちろんCGで描く方が成功する可能性が高いのが風の時代だとしても、キャンバスで描くということが全く無価値になるわけではなく、地の要素がなくなるわけではないのです。


まとめると火の元素が強い方は火の力で進むべきだということです。


その上でやはりこれからは風を使ったような表現をすると成功しやすいということですね。


ただし、成功をあえて望まずに、地を使った表現をしても構わないですし、むしろそれが個性になったりもするということです。


これはつまりホロスコープでは全ての種は出生のホロスコープにあり、世の中の流れを見るトランジットは自分を世の中でどう活かすか?というように見るというホロスコープの鑑定方法の王道の見方と同じということですね。


ですから新時代は確かに来ますが、それに流されずに、自分の生き方を模索する方が良いのではないでしょうかということで今回は終わりたいと思います。


今回のタロットカードはワンドナイトのカードです。





このワンドナイトのナイトはどんなことがあってもワンドの生き方を貫く戦士だと言えます。


ワンドとは火の元素を表します。


つまり時代がどう変わっても火の元素を貫く戦士がワンドナイトだということです。


同様に火の元素が強い方は、地の時代なら地をうまく利用し、風の時代なら風をうまく利用する。


そして風の時代でもあえて地を利用することもして、要するに火の元素を一番うまく表現することだけを求めれば良いのです。


時代が変わろうと火の元素の強い方は火の元素で生きることが鉄則です。


時代に乗るか、時代遅れでもあえて時代に逆らって個性を出すかは、自分次第です。


ただ時代は地から風になるのは事実でして、それは認識しておきましょう。





緊急告知


対面鑑定を開催することに致しました。

2020年12月20日(日)

場所 浅草(東京)

時間 12時より

コース 60分コースor90分コース

料金 60分コース 15,000円
         90分コース 22,500円

お問い合わせ、受付

私のホームページ「アポロンの館」より受付ください。

ホームページリンク  アポロンの館


今回は一組のお客様のみの募集です。


先着順に鑑定をお引き受け致しますので、ご希望の方はお早めに受け付けください。


なおこちらのリンク先のホームページでは「占い師Hisashiの占い講座」という西洋占星術の真髄とも言えるブログも公開しているので、興味のある方は見てみてください。