今回はとりあえず冥王星って何?ということを書いていきます。
冥王星は一般的には悪い星の代表格で、たとえば離婚、たとえば病気など悪いことが起こるのはこの冥王星ににらまれたからだと言われています。
しかし、私はそうでないと思います。
確かに冥王星は悪い状態を表すことがありますが、それとて真に悪い状態ではなく、むしろ大成功の時に冥王星がやって来たときがあるということもあります。
一見、悪いことのように見えて良いこともあります。
たとえば離婚は悪いことのように思われがちですが、当人にとってはやっと離婚が出来たとほっとすることも多いのではないでしょうか。
離職にしてもそうです。
周りは可愛そうだと思うかもしれませんが、当人にとってはやっと新しいチャンスが訪れると、思うかもしれません。
冥王星はこうした離婚やら離職やら、何かと悪いように思われることを表すことがあるので、それで嫌われているところがあります。
しかし、こうしたことは本人にとってはチャンスなのです。
離婚をすることで、真の愛情に触れることもあります。
離職をすることで天職を手に入れることもあるのです。
冥王星の凄いところは初めはこうした辛い経験を表すことがありますが、段々とこうしたことを乗り越えて、むしろ生きるパワーを得る力を与えることがあることです。
冥王星は最初だけは辛い作用を与えることもありますが、後には強いエネルギーを与えることがあります。
なにしろ冥王星は破壊の星ともいわれますが、再生・復活の星ともいわれるのです。
どんなに苦しいことがあっても、そこから不死鳥の如く、甦る強力なパワーを持っているのが冥王星なのです。
ですから冥王星を怖がる必要はないのです。
もし冥王星が来て(生まれた時からのホロスコープに育っていく過程で移動してきた冥王星(進行の冥王星)と天を動いている冥王星(トランジットの冥王星)が出生の大事な星の近くに来る場合)もそれだけですぐに悪いことが起きると考えるのは性急です。
むしろその他の星に問題がある場合に事件は起きます。
一見、冥王星が悪いように見えますが、実は他の星の悪影響がある場合がほとんどです。
むしろ冥王星はそうした悪い影響から復活・復帰できるパワーを与えるのです。
冥王星は他の星の影響を強く受ける星です。
うまく働いていない星にもパワーを与えるので、それでたとえば離婚や離職となるのです。
冥王星自体はパワーが中心の星です。
良い意味でも悪い意味でもパワーが強いのです。
そんな冥王星がなぜパワーが強いのかといいますと、精神世界のドロドロした部分を司るからです。
誰しも精神の世界では悪いことも良いことも、極端になりがちです。
その極端な精神をそのまま外に出すのが冥王星なのです。
ですからパワーもあり、良くも悪くも力に満ち溢れているのです。
だとすると冥王星の真の力を使うには実は冥王星に近い星が重要だといえるのです。
たとえば冥王星と太陽がコンジャンクション(0度)の方の場合は冥王星よりもむしろ太陽の自分を押し出すところに注意し、自分のごり押しをやめることです。
そうすれば穏やかな太陽は自然に冥王星が力を貸して、カリスマ的な魅力を醸し出せるのです。
とりあえず冥王星はパワーの星で他の星を強化し、どんな苦しみからも復活させることが出来る星だということです。
うまく行かないのは他の星の悪さです。
今回のタロットカードは力のカードです
どんなものもびくともしないパワーがこの力のカードだとするとまさに冥王星にピッタリです。
冥王星はこの力のカードのように不可能も可能にする力があります。
今回はとりあえず冥王星というかなり簡略化された占いでしたが、私はもっと本格的な占いのブログを書いています。
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