今回は女性のためのタロットカード占い ペンタクルス2のカード 良い意味と悪い意味です。

さて数札に関してなのですが、この数札は徹頭徹尾シンボルと数なのです。

ライダー版ですとまだ絵柄があるので分かりやすいですが、マルセイユ版ですと数だけの絵柄ですので、それこそシンボルと数だけで解釈する必要があります。

その意味ではかなり抽象的です。
しかし、抽象的なカードは良い面ではかなり応用が効くと言うことがあります。
抽象的なのでその場、その場で臨機応変に読めるのです。
一方、悪い面では具体的に読むのが難しいのです。

ただそのためにこのブログシリーズでは具体的に読む例を挙げています。
ただしこれは例なので、必ずこうなると言うよりもこう言う傾向があると思ってください。

さてペンタクルス2です。


ペンタクルスは地の元素を表しており、具体的な成果などを表します。
例えばワンドはいつかビッグになると言うような抽象的な夢ですが、ペンタクルスになると役職を挙げることを目標に仕事を頑張ると言うイメージです。

その意味ではペンタクルスはかなり具体的です。
例えばカップですとアニメキャラに恋したり、ジャニーズアイドルを追っかけるような恋心もありうるのですが、ペンタクルスの場合ですと恋愛でもあそこのコンビニの店員はイケメンだとか、会社の上司に誘われてとか、極めて現実的な恋愛となります。

さて2の数です。
2の数は裏と言う意味があります。
ペンタクルスエースは物事の抽象的な望みを現実化させると言う大成功の意味がありましたね。
ペンタクルス2ではこのペンタクルスエースが拾えなかったことに打ち込みます。つまりは裏の意味です。

例えばペンタクルスエースで会社のOLとしてそこそこの給料とある程度余裕のある仕事で、都会生活を満喫している女性がいるとします。
でもこの女性はOLになるために画家になる夢を諦めました。

ペンタクルスエースの段階では都会でOLになる夢を実現することしか頭に有りませんでした。
ですが心に秘めたもう一つの望み。
絵を描きたいと言う願いは強くなります。
そのOLはやがて土日にはいつも家に籠って、絵を描き続けることになります。

それは困難なことでしょう。
しかし、自分の本当に求めることはどちらでもあるのです。
ですからその両立を目指すのです。

最終的にはどちらかになるでしょう。
しかし、今はどちらの可能性も捨てたくはない。
そうした状態がペンタクルス2のカードの意味する状態なのです。

これは幸せでしょうか。
苦しみでしょうか。
やはり幸せだとは思います。
2つのことを諦めきれずに両方行うことは苦しくてもやりがいがあります。
これがペンタクルス2の良い意味です。

一方でその生活が苦しくてどうにもならないこともありえます。
それがペンタクルス2の悪い意味です。

その意味では普通には悪い意味にとられやすいカードではあります。

しかし、2つのことを同時に追い求めることが出来る時期は限られているので、それが出来る時期は幸せなのでしょう。
私はこのペンタクルス2のカードは良い意味に捉えたいですね。

ペンタクルスのカードは現実的なので、より具体的に読みやすいです。実際の行動などの指針となりやすいカードだと言えます。

次回はペンタクルス3のカードです。