今回からはペイジが終わり、ナイトに入ります。

ナイトはペイジの次のカードなので、その続きのように、ペイジの延長上にあるカードと思うかもしれません。

しかし、ナイトはペイジの延長上にあるカードと言うよりは、ひとつの頂点にあるカードなのだと言えます。

ペイジだけは、平凡な人を表すのですが、ナイト、クイーン、キングは立場は違っていても、それぞれ頂点を表すカードなのです。

例えばサッカー日本代表では、キングはハリルホジッチ監督でしょう。
そしてナイトは本田圭佑選手や香川真司選手などです。

ペイジと言うことなら浅野拓磨選手や原口元気選手などでしょう。

ペイジはある意味、ナイトを超えているところもあります。
しかし、ナイトは選手としては頂点にあるような存在です。

クイーンは協会やトレーナーや食事を作るような方、つまりは裏方ですね。

この裏方がしっかりしていないと、勝てないのでやはりクイーンの存在は大きいですね。
これは家庭では主婦の役目だと言えます。

こうなるとキングとナイトはステージが違うだけで、同等の力があります。
ある意味ではナイトはキングを凌駕しているのです。そしてクイーンは無くてはならない存在なのです。

監督よりも選手によって、そのチームが変わる場合も多いでしょう。
そんなときにはナイトは強大な力を持っているときもあります。

さてワンドナイトです。




ワンドとは何でしょうか?
ワンドは生命の樹を表しているともいえます。
生命の樹とはその人やその集団などの設計図ともいうべきカバラの図です。

これは占いですと西洋占星術のホロスコープやタロットカードの並べられた状態、スプレッドだとも言えます。

つまり、西洋占星術の人や団体の設計図とも言えるホロスコープを自在に扱い、タロットカードを自由に駆使して物事を成し遂げる力がワンドだと言えるのです。

こうした力はペイジには重荷でしょう。
これは例えば、占いを始めたばかりの人にとってはホロスコープやタロットの解釈などは難しいと言うことです。

一方、ナイトになるとこうしたホロスコープやタロットを自由自在に使いこなして、実社会に応用することが出来るのです。

このワンドは占いだけではなく、パワーストーンの扱い方やパワースポットの効果的なつかい方なども表すので、ワンドナイトですと、効果的にパワーストーンを使ったり、効果的にパワースポットに行くことも出来ます。

もちろんワンドは芸術的な才能も表すので、例えばファッションデザイナーがワンドナイトだとしてもおかしくはないです。

ピアニストでも良いですし、カリスマ美容師でも良いです。
またスポーツマンならまさに金メダルを取れるような人ですし、サッカーなら先程も言いました、本田選手や香川選手などの中心選手を表します。

サッカーではインスピレーションやクリエイティブな才能が要求されます。
こうしたインスピレーションやクリエイティブな才能はワンドが表すのです。

とするとこのワンドナイトは社会や世の中の中心となる人物ではないかと思うでしょう。

確かにその通りなのです。
社会の中心で大活躍する人物、それがワンドナイトだと言えるのです。

このワンドナイトのカードが印象に残ったら、自分がそうした人物であるか、将来そうした人物になれると言うことを表しています。

もし女性がこのワンドナイトのカードを引いたときにはそうした偉大な男性と知り合うチャンスなので、期待は高まりますよね。

タロットカードでは標的になるカードに対してその周囲にあるカードは重要です。

この場合は標的になるカードはワンドナイトです。
ワンドナイトぐらいの高いレベルのカードですと標的にする価値はあります。
このワンドナイトの周囲に出たカードがキーとなるのです。

例えば恋愛運で将来の位置にワンドナイトが出た場合はワンドナイトのような男性と付き合うことも可能なのですが、そのワンドナイトのカードの前のカードで悪魔のカードが出たとしますと、そのワンドナイトのような男性と知り合うためには、今のくされ縁のような男性関係は全て清算しなければなりません。

これがワンドナイトカードの前に出たのが恋人たちのカードですと、どんどんと合コンなり、飲み屋なりに出掛けましょうと言うことになります。

ワンドナイトは標的とするべきカードなので、周囲のカードをうまく利用しましょう。

占星術でこのカードのイメージですと射手座の火星のイメージですね。
ワンドが射手座で火星がナイトですね。
射手座だけでなく、牡羊座や獅子座も似た性質です。

今回のワンドナイトはあらゆるカードの中で人物としては超一級のカードなのでこのカードが出たら、特に注意してください。
幸運が待ち構えています。
幸運と言いましたがこのカードは実力で勝負します。
実力がある上での幸運です。