★「日本の昭和歌謡とブラジルのボサノヴァは、音楽的な親和性が高いかもしれない」というのが実感としてあります。昭和歌謡は、ボサノヴァで有名なジョビンがリバイバルとして取り組んだサンバカンソン(ゆったりとした歌謡サンバ。本来は1920~30年代の音楽)などとも音楽的な類似性があるかもしれませんね。

12/11(土)は茅ケ崎「Casa de Bamba」さんにて、亀山由美子さん(Vo)+私(G)。そして、スペシャルゲストには、今回の仕掛人でお店の関係者でもあり、サンバの旧友、永武哲弥さん(Perc)をお迎えします。彼は日本のサンバの黎明期に活躍した「東京芸大のサンバグループ」の主要メンバーの一人で、クイーカやパンデイロはもはや芸術品。モノホン(本物)の香りがします。特に、クイーカは日本人では No.1 じゃないでしょうか。(彼のクイーカは歌っています。) 

また、ヴォーカルの亀山さんとは、もう何度もライブでご一緒していますが、歌唱力が実に素晴らしい。彼女は元々は女優・タレント業でしたが、シンガーとしても一流。リズム感も抜群で、サンバ&ボサノヴァ系のアレンジでもノリが凄い。実に、いいヴォーカルです。

*下の写真は11/27(土)、日本のブラジル音楽の老舗「サッシ・ペレレ」にて、小野リサさんと亀山さんの珍しいツーショットなど。