★久しぶりに、セウ・ジョルジ。彼の弾き語りはいいですね。この曲は、来日したこともある女性サンビスタ、レシ・ブランダンが作曲。貧民街のリーダーだった実在の人物 José Mendes da Silva (ニックネームがZé do Caroço) を題材にした作品で、非常に社会的・政治的な内容のサンバ。この曲は最初レシが録音しようとした時(1981年)検閲されたとか。しかし、その後別のレーベルから出して大ヒットしたそうです。実にブラジルらしい話ではあります。「サンバは社会批判の音楽」というヴィニシウスの言葉を思い出します。