次に来る合コンビジネスはヨガ合コンだ?!
いつもご覧いただいております皆様、本当にありがとうございます。感謝です。
このブログ、「ビジネス・プロデュース」と言い切っていることもあり、読者の皆さまも、もしかしたら「何か新しいビジネスの種がないか?」という思いでいらっしゃるかもしれないなと思いました。
それで、これからたまにだと思いますが、私の考える新規ビジネス・アイデアについても惜しみなく発表していこうと思います。
(表現悪いですが、パクっていただいて構いません。その代わり、ビジネス的に成功するかどうかは自己責任でお願いしたいのと、差支えなければ結果を後でこっそり教えてください。参考にしたいので。笑)
ということで初のビジネス・アイデア第一回は流行りの「婚活」にも関連の深い「合コンビジネス」系で提案です。
少し前に料理教室と合コンを掛け合わせた「料理教室合コン(→例えばここ http://www.kontame.com/cook/cook.html
)」がブームになったことをご存知でしょうか?
ようは普通の料理教室(先生がいて、生徒が実習する形)なんですが、男女ペアで実習することになるので(もちろん男女比は1:1)、自然なトークで交流が期待でき、その結果二人がくっついたら、尚サイコー。
くっつかなくても、料理を覚えたと思えば、悪い時間ではなかった。。。そう思える、新しいタイプの合コンスタイルで、飲み会の場ではうまく話せない男性・がつがつした雰囲気の嫌いな女性などにヒット。主催会社は連日のようにマスコミの取材を受ける事態になっていました。
これを聞いて、私はうまいなーと思ったものです。
というのも、合コンビジネスで一番大変なのは「女性集め」です。男性は探せばすぐ参加者が出てくるんですが、女性は警戒心が強いのか、よほど合コン慣れされている方でない限り、あの手この手を駆使しないと参加してもらえないのです。
友達同志で軽い合コンをセッティングするならさほど苦労はないのでしょうが、合コンをビジネスとして捉えている方には常に頭を悩ませている問題ではないでしょうか。
ちなみに多い作戦で言うと女性の参加料金を極端に安くし、その分を男性の参加料金で穴埋めするパターン。
女性は無料もしくは\1,000くらいで学生/フリーター/OLなどを集め、男性は\6,000~\10,000くらいで社会人中心で集めるというのが相場のようです。
ちなみに今、話題の合コンといえば、流行りのゴルフバー(最新鋭のゴルフシミュレーターを備えたアミューズメントバー)で、遊びながらコンパするという、「ゴルコン」でしょうか?
※実は昨年あたりから実際にホールを回ってコンパする本格的なゴルコンが盛り上がったのですが、現在は手軽さ重視でゴルフバー利用のコンパが増えている模様です。(でももう一部では下火かも知れません)
これも若い女性に人気の「ゴルフ」を取り込むことで、うまい具合に女性集客を実現しています。
そんな具合に、女性の趣味をうまく活用した合コンを考えればビジネスヒットを狙えるのではないか?
ということでちょっと考えてみました。
ハイ、ヨガと合コンで「ヨガ合コン」はいかがでしょうか?
まず、女性のヨガ人気は一定レベルで有ります。
そこで、パートナーを必要とするような組体操的な動き(自然な触れ合いが期待されます)をあえて普通より多くしたヨガレッスンを一次会とし、レッスンの後は自然な流れで打上飲み会というものです。
普通に飲むだけよりは確実に仲良くなれると思いますし、触れ合うドキドキ感もありますから恋も発展しやすいかも?
あとは、これに女性が参加したいと言ってさえくだされば、もうビジネス化完了なのですが…!
ということで早速、身の回りのヨガ好き女性にヒアリング。
しかし意外(?)な答えが…
「面白そうだけど、女性としては初対面の男性にジャージスタイルを見せることに抵抗を感じる」
確かに…!!!!
でも最近ではヨガブームに便乗した可愛らしいトレーニングウェアも出てますし、もしかしたら…(ちょっと自信が無くなってきましたがww)
ちなみに今日はもう一つオススメの合コンアイデアがあるので聞いてください。(文章長くなってすみません…)
すでにやられている方がいるみたいなので、二番煎じになりそうで強く推せないのですが、身内で企画に使ったり、差別化ポイントがあれば、盛り上がると思います。
ハイ、それは「リムジンレンタルサービス(→例えばここ http://www.l-party.com/
)」を利用し、リムジン内で合コンする「リムジン合コン」です。
夜の都会をドライブしながらの合コンはただでさえ新鮮ですし、さながら終了してしまった人気TV番組「あいのり」のラブワゴン感覚で盛り上がれば、メンバーの一帯感も強まりそうです。
こちらは近いうちに私プロデュースで実現したいなと思っているくらいですが(笑)。
それにしましても、飲み好きな私としては、合コン企画系は考えるのも楽しいので、また考え付いたら書きますね!
さて、もし面白い合コンを企画して欲しい方がいらっしゃいましたら、是非私にお問い合わせください。パーティー系のプロデュースもやらせて頂きたいと思っております。
kunisawa★tsunagu.com
(★を@に変えてメールしてください)
思い込みトラップ、一掃大作戦!
昨日、思い込みを良い意味で裏切ることでサプライズ感が出て、素敵だという話をしましたけれども、今日は思い込みを悪い方向で裏切っちゃうと逆に結果が出ないケースを考察しますね。
これ、結構やりがちな話なんです。思い当たる企業様も多いかも?!
就職活動中の学生さんの話ですが、エントリー時期、学生の皆さんは企業情報収集のためにインターネットを使うのが最近の主流です。
インターネットを使って、自分が気になる企業サイトを訪問、リクルート情報(採用情報)を見たり会社概要を見たりして、自分がエントリーする企業の情報を得るわけです。
ここで問題がおきるのですが、彼らは当然たくさんの企業のホームページを見るので、「基本的な企業サイトの形」というものを自分の中に形成し、思い込みが出来てしまうのです!
学生の思い込み例
企業サイトは、左上に企業ロゴがあって、ページの上部(ヘッダー)もしくは下部(フッター)に会社概要や採用情報へのリンクがある。
実際にWebプロデューサーとして数々の企業のサイト制作に携わってきた私からすると、間違ってはいないと思います。
でもね、問題は、法律で決められているわけではないので、そのルールどおりじゃないサイトがあるんです。
そしてそういうサイト上で、学生が情報を見つけることが出来ない、という現実!
あるべきところにない → 探せば良いんだけど、探し方がわからない or 面倒くさい → その企業サイトは読み飛ばす
これが実際に起きてしまっているのが恐ろしいことです。
この現実に対して私が言いたいことは、企業側はそういうユーザーの思い込みに配慮して、それに応えたサイト作りをしなければならないんです。そうしないと(特にインターネットに強くないライトな)ユーザーを逃してしまう危険があるわけです。
ぜひ皆様も似たような企業のサイトと自分の企業のサイトを見比べてください。
デザインにこだわるとか、個性を出すのは大切ですが、こういう確実に伝達したい情報の場合は、あえて他と合わせておくことがWebサイトには求められるのです。
以下は私個人の例ですが、先日ふとダンスを習いたいなと思い、インターネットでダンススクールのホームページを調べていました。(本当はダンスをいまさら始めるなんて驚かれちゃうような年なんですけどねww)
それで気に入ったスクールがあって、そのホームページに辿り着き、さて料金が知りたいな、と。
しかし何故か見当たらないのです。
数十秒後、私は気が付きます。
「あった!・・・けど、わかりにくい!!」
私の思い込み → 料金ページは「価格」とか「レッスン料」もしくは「料金」というような表現で書かれていると思っていました
そのスクール → 料金ページを「プライス」という表現で書いていました
すごく、ちょっとしたことです。でも、この思い込みに応えてあげないと影響が出ちゃう。
御社のサイトはこういうこと、ないですか?
あったら私にメールしてください(笑)
kunisawa★tsunagu.com
(★を@に変えてメールしてください)
その思い込み、外せますか?
なんでなんだか分りませんが、人って「これはこうあるべきだ」という変な思い込みをしますよね。
私もそうです。まだまだ人間として経験の浅い未熟者であるくせに、その底薄い経験から物事に対する勝手な枠組みを生成し、色眼鏡を付けて判断してしまう。「ステレオタイプ」とも言いますね。
しかし、この人々の「思い込み」をうまい具合に裏切る(はずしてやる)と、そこに「サプライズ(驚き)」が生まれ、時として感動をも与えるような演出へ昇華することができると思います。
例をあげましょうか。
普段から仕事が忙しく、なかなかデートに漕ぎ着けられない彼氏を持った女性がいるとします。
でも実は明日は女性の誕生日。彼に誕生日くらい私に時間を割いてくれないかと問いかけます。
しかし彼の返答はそっけないもの。「その日は大事な取り引き先との会議が入っている。ごめんね。」
女性は失望しますが、仕方ない(優しいですね。笑)。その後たまたま連絡のあった友達と誕生日を過ごすことにしました。
さて誕生日当日。友達との待ち合わせ場所に向かった女性は、そこで信じられないものを目にします。約束の時間に現れたのは友達ではなく、両手いっぱいに花束を抱えた彼。
「誕生日おめでとう!」
え、どうして?その後も近くのホテルの高級ディナーなど嬉しい演出が続きます。
どうですか?
ようは友達と彼がグルで仕組んだサプライズだったわけですが、女性からしてみると「彼は誕生日に会えない」という強固な思い込みが形成され、それが良い意味で裏切られたので感動に繋がったということになります。
きっと、この女性にとっては一生忘れられないような誕生日記念になったことでしょう。めでたしめでたし。
さて、このサプライズ感、ビジネスに結び付けられませんか?
例えば、全国的に広がっている有名居酒屋チェーンに対して私たち一般的消費者は「どの店舗によっても同じようなサービスが受けられる」ということを思い込んでいます。ハンバーガーチェーンでもカフェチェーンでも牛丼屋チェーンでもコンビニチェーンでもそうです。
メニューが同じ。料金が同じ。店員のユニフォームが同じ…。
経営側からしてもそうです。すべて同じにすることでサービスの均一化を図り、原価コストの圧縮に繋げ、それこそが多店舗展開のうま味とさえして運営しています。
間違いじゃないですよ、儲かっていることろは儲かっていますし。
しかし一方で、あえてそうしないチェーンもあるわけです。
有名なところでは「餃子の王将」チェーン。
地域に密着した柔軟な店舗経営を目指し、店舗ごとに味をアレンジするなど、それぞれ個性を付けています。
当然店舗によって当たり外れはあります。しかし、結果的にそれが王将の一つの「売り」となって、(それだけが原因だけではないでしょうが)、この不況下に業績を伸ばし続けています。
A 「チェーン店はどこに行っても一緒だろ?」
B 「いや、王将は違うんだよ!」
A 「へー。じゃぁ行ってみようか?」
C 「○○店の餃子は他の店に比べて旨いな、俺好み。また来よう!」
→他に比べる店があるからこそ、旨い不味いの基準ができる。
人間、旨いと思った店にはまた行っちゃいますよね?
これも一つのサプライズ(?)とまとめたら強引ですかね??
や、かなり強引かも(笑) すみません、例示が下手でm(__)m
でも、良い意味で「思い込みを外してあげる(裏切る)」仕掛けを持つっていうことは、これからのビジネスにおいては大事なんじゃないかなと思うわけであります。
というのも今の若い子たちを見ているとサプライズが大好きみたいなんですね。例に挙げた誕生日もそうですけど、みんな演出するのが凄く上手いです。
物がありふれちゃって、心の触れ合いに楽しみを求めに来ているっていうか…。なんだろう、うまくまとまらないですけれども。