日台映画青春18×2君へと続く道（青春18×2 通往有你的旅程）/ 2024年

こんにちは～

やっと見てきました～

そして、感想は…

　フィガロ　は　アーロン　だった

ということで、予想通り　いえいえ　予想　を上回ってよかったです

想見你（時をかける愛）＆許光漢ブログ索引

最近、更新できていないので、また関連記事を貼り付ける予定です。しばしお待ちください

アメンバーさんは先にこちらをご覧ください。

許光漢（グレッグ・ハン）インタビュー①

許光漢（グレッグ・ハン）インタビュー②

許光漢青春18×2君へと続く道（青春18×2 通往有你的旅程）記者会見

青春18×2君へと続く道（青春18×2 通往有你的旅程）インタビューより①

青春18×2君へと続く道（青春18×2 通往有你的旅程）インタビューより②

青春18×2 通往有你的旅程ウィキ

青春18×2 通往有你的旅程 FB （画像はここより）

5月3日(金)公開映画『青春18×2 君へと続く道』90秒予告

感想です、ネタバレを避けようとしましたが、ムリ～。イヤな人は読まないでください

感想…というより、どちらかと言うと　考察　かな～

エンドロールトップが許光漢納得の理由

見終わって驚いたのが　エンドロールトップ　…何と　許光漢　

日台映画だし、内容的には　グレッグ　かと思っていましたが、正直　ツートップ　で行くだろうと思っていたら、まあ…

でも、これは納得です（もちろん　果耶ちゃん　が…とか、そういうランク付けではないです）

理由１　グレッグの日本語が予想のはるか上をいくすごさだった

確かに「日本語がんばったすごい」というのは、聞いてはいたんですが、まさかここまでとは

というのも、古参ファン（軽いマウント）のわたしとしては、どうしても「年下のオトコファンミ」の時の　グレッグ　を思い出すんですよね～

あの時は、日本語が❓で、何とか英語で乗り切ろうとしてたよな～と…

まあ、その時から、語学に長けているのだろうな～　とは感じていました。

でも、まず日本にファンがいたことにビックリ、ファンがいわゆる「歐巴桑」ばっかでビビってたみたいだったし…

その後、韓国での爆発的人気とドラマ出演…ということもあり、韓国語は勉強しても日本語は、まあ「後回し」だろうと、そこまで期待していなかったんですよね～

ところが…すごい、すごすぎ～

見くびっていてごめんなさい

すごいのは１８歳の時と、３６歳の時で日本語の「流暢さ」まで違う

改めて、　グレッグ　のプロ根性に脱帽、さらに、そのレベルが日本人のわたしが見て自然に話が流れるレベルだったことがもう素晴らしすぎて

　Ami　への　愛の深さ　が　日本語の上達度　に現れていることを誰よりも　グレッグ　がいちばん理解していたんだな～と思いました。

こんなにも素晴らしい演技が日本で、日本語でも見られるとは本当に、初期ファンとしても本望です。

理由２　台南⇔日本　のやり取りの中心にいたのは　１８歳⇔３６歳　の　Jimmy　だった。

これもすごくびっくりしたのですが、　Jimmy　は　18歳の台南　36歳の日本　（冒頭シーンの36歳の台北＆台南）　と、どのパートであっても映画に出ずっぱりなんですよね（もちろん　Ami　の回想でも）

ということは　日本語　中文　での演技　台湾　日本　での演技　18歳　36歳　の演技　と　ず～　っと　グレッグ　を見ているわけで、やはり　グレッグ　の　トップ扱い　は納得でした

「時をかける愛」もそうだったのですが、この映画も　18歳当時　と　36歳の今　を行き来し、しかもそれが　台南　だったり　日本　だったりするのに、その　切り替え　がめっちゃスムーズなんですよね

これが、やっぱり素晴らしいな～と思いました。

なので、　演じ分け　は演技力で、　場面転換　は、監督さんや制作スタッフさんの渾身の努力で、めちゃくちゃスムーズで、一度も話が迷子になることなく、見られました。すべて　堪能　できたと思います

ロードムービーは必然

映画の　途中　で、多分どの人も　Ami　の真実には、うっすらと気づき始めると思うんですよ…匂わせもありましたし、伏線のような言葉や行動もありました… Ami には何かあるな…その何かは…と…

でも、でも、わたしが最後の最後まで気づかず、最後に　あ～　となったことがありました。

それは　Jimmy が　Amiの真実　を知ったのがいつか❓　ということ

それが、最後の最後に明かされて、やっと腑に落ちたんです、この映画が　ロードムービー　であったこと、これ　必然　だったんですね

先の読める単純な話なら、　Jimmy は、長年思い続けてきた　Ami に会いに行くのに、一見　寄り道　と思えるような日程や旅程を取るだろうか❓まっすぐ向かうのでは❓今すぐ会いたいのじゃないのだろうか❓

そう、すでに旅の初めから　Jimmy の　答え　は決まっていたんですよ…

だからこそ、　Ami と　自分　とのつながりを見つめる、見つけ直す旅にしたかった…

日本のここかしこに　Ami と　自分　を見つける、伝える旅にしたかった…

旅は目的地までの　旅の途中　にこそ意味がある…　旅の途中　を経て、見える景色がある…

そういうことだったんですね…

第一の出会いが　同郷　の　リュウさん（張孝全）。

　リュウさん　もまた、日本との不思議な縁に惹かれ、遠い地で毎日を暮らす先輩で…

第二の出会いが　当時のJimmy と同じ年の　幸次（道枝駿佑）

彼との出会いに過去の自分とはまったく違うタイプの若者を見て、時の流れを感じ、半分は当時の自分の年齢に戻り、そして　一期一会　の素晴らしさと不思議さを感じ…

第三の出会いが　ネカフェ店員　の　由紀子（黒木華）

これも18年前との対比がよかった。当時の広い世界に比べ、今では旅行でもゲームでも世界の狭さの対比が素晴らしかったです。そして、ランタンフェスティバル…

まさか、日本の雪国と南国の台南とのつながりがここにあるとは…　

そして、第四の出会いが　酒屋の　中里（松重豊）

この映画では　フィガロ　と、フィガロが日本で提携している事務所の　山中さん　とともに3人を見られて、とてもうれしく感じました

そして、

第四の出会いが　Amiのお母さん（黒木瞳）…

最後の最後に　なぜ　18×２　なのか❓がわかります。

　Ami　に再会するのに18年を要したわけ、それだけの深い思いがあって、人生を挫折したのだ…と…

生きていくのに蓋をするしかなかった思い出…

単に会社が立ちいかなくなったわけじゃないんだ…と…

だから、直接　東京→Ami　にはならなかった。

色んな人との出会いを通して、　Jimmy と Ami　の物語が帰着した…

そんな気がします。

なので、道中出会う　土地　や　人々　そのすべてが　Jimmy の旅には必要で必然だったんだ…

その手法がすばらしくて、最後に　あああ…　とすべて合点が行きました。素晴らしかったです。

ここまで来てわかる　タイトル　の秀逸さ、「青春18×２」とは18歳という年齢、そこから18年という年月、さらにJR青春切符と３つの意味があって、それが見事に映画として昇華されていました。

ツボを押さえる台湾俳優陣

映画館で、パンフレットを買いましたが、残念ながら　台湾俳優陣　について、あまり紹介がありませんでした…

あんなに素晴らしい　神戸ＫＴＶ　の仲間や　Jimmy の家族について　Jimmy の友だち　について、何もないなんて…

これはマズい非常～にマズい…ということで、わたしのわかる範囲ですが、紹介させてください

Jimmyの家族

　パパ役　屈中恆　グレッグ出演「年下のオトコ」では主役のデレックのパパ役。ベテランで日本で見られるドラマは多数。

　妹役　劉主平　日本では「ロマンスは連載中」主演宋芸樺の親友役。わたしは見ていませんが日本マンガが原作の「オレん家のフロ事情～人魚と過ごした49日」出演。

神戸KTV　の仲間

　店長役　北村豊晴監督　台湾ではとても有名な監督・俳優さんで、　グレッグ　の実質デビュー作品と言ってもいい「戀愛沙塵暴」監督。この間「みるアジア」で見たい～と言っていた「緑島金魂」監督。役者としても「イタキス」から、最近のネトフリ「此の時、この瞬間に」など多数。それにしても　なぜ❓　「戀愛沙塵暴」　が日本で見られないのか❓見たくて仕方ないです

　店員役　廖慧珍　台湾ではベテラン俳優。出演映画、ドラマ多数。最近では、日本マンガ原作の「お仕事です！～The Arc of Life」で、ロイ・チウの先輩社員役が有名。

　店員役　陳姸霏　若手だが、映画「無声」以来、大活躍の役者さん。最近ではネトフリ「選挙の人々」に出演。

大学時代からの友人

　アーロン役　曾少宗（フィガロ・ツェン）　言うまでもなく「サウナーマン」「全ラ飯」「居酒屋新幹線2」など、日本でも活躍する台湾俳優さん、ずっと応援してます。今回実年齢42歳のフィガロも大学生役に違和感なかったですが、日本マンガ原作の「イタキス」「悪魔で候」などの当時を知っているので　日本語も流暢で、今回の　グレッグ　との共演もどうだったか、いっぱい伺いたいです

　グレッグ　の18歳と36歳の演じ分け、　胸キュン　感じる台湾でのバイクの二人乗り、なぜか　ずっこけ要素　で　キメ　そこねるデート前日…など、　台湾ドラマあるある　要素　はわかっていながら、遠い昔に帰りましたよね～。

もし、部分にはまられた方は、ぜひぜひ　台湾ドラマ　をご覧いただきたいな～

そして、ますます行きたくなる　ロケ地巡り　…

まずは日本から始める…と言ってもそれも遠いし、　台南　日本　どちらも行ってみたいです。

わたしも　Jimmy のように、旅の途中での出会いを大切に一歩一歩踏みしめて進むような、そんな旅行がしたいです。

今、夢にしようと決めました。いつか実現したいです。