BS日テレ クリスタル殺人事件(The Mirror Crack'd)/ 1980年 | 做自己 Be Myself

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こんばんは~雪の結晶雪の結晶

 

実は「火神の涙」が、以前と同じ場所で見られなくて進んでいません…考えただけで辛すぎる…ショボーンショボーン

ということで、先に録画してあった「クリスタル殺人事件」を見ました。

 

ミス・マープルで、「ナイル殺人事件」より地味かな~と思っていましたが、確かにそうでしたけれど、まったく別物で面白かったです!!!!

 

出演者がとにかく豪華キラキラキラキラ

今では絶対無理なみなさんの共演で、とても楽しめました~照れ照れ

 

 

丸ブルークリスタル殺人事件

丸ブルーTHE MIRROR CRACK'D - アンジェラ・ランズベリーへのインタビュー

 

 

注意感想ですが、ネタバレもありますので、イヤな人は読まないでくださいお願い注意

 

ミス・マープルを演じるアンジェラ・ランズベリーさん、当時55歳というのにええーっアセアセアセアセ

(あのエリザベス・テーラーさんも当時48歳アセアセアセアセ

 

確実にみなさん、今だとプラス10~15歳の見た目になってます…

アンジェラ・ランズベリーさんは役作りだったのか、果たしてすでに普通にあの見た目だったのかも気になりました…

 

出演者に あの大女優 エリザベス・テーラー 

     かすかに知っていた トニー・カーチス

     初めて知った、あのチャップリンの実の娘 ジェラルディン・チャップリン 

と、ここまでは おお~!!!! と思って見ていましたが、

 

執事役の人がどこかで見たはず…と思っていたら、テレビ版の「シャーロックホームズの冒険」でマイクロフトを演じている人だったり…

エリザベス・テーラーが映画の中で演じる映画「スコットランドの女王メアリー」の相手役のジェームズが 5代目007 ピアース・ブロスナン!!!!

まだ、端役でクレジットもなかったそうですが、あまりにかっこよすぎてググってわかりました(何という追星根性)爆  笑爆  笑爆  笑

 

ミステリーの方はと言うと、映画の撮り方もわかりやすいし、話も面白かったのですが、犯人の動機と理由についてはミス・マープル以外絶対わからないよな~と思ったのですが、何と驚いたことにこの話は アメリカの女優さんの実話 に基づいているんですよね!!!!びっくりです!!!!

 

犯人の動機と理由については 風疹症候群 ということで、 ミス・マープル 以外、行きつかないものかと思いましたが、しかし、現場にいなかったミス・マープルが最初から事件現場での 大女優マリー・グレッグ と 彼女の大ファンだという被害者 の様子に「非常なこだわり」を見せていたことを考えると、その様子にミス・マープルが発した「シャーロット姫」の詩こそが、読者の手がかりになっていたのかもしれません。

というのも、英語タイトルの The Mirror Crack'd については、「シャーロット姫」の詩の一部から取られているのですが、 crack  には、原作タイトルの「ひび割れる」以外に crack a code など、「謎を解く」という意味があるので、「読者の手がかり」なのかと…

 

他の登場人物については、ライバルのお騒がせ女優を演じた キム・ノヴァク (彼女の胸元が全部見えそうでハラハラしましたがチューチュー)や ミスマープルの甥っ子刑事で実働部隊の エドワード・フォックス もよかったですが、やはり 大女優マリーナ・グレッグ をどこまでも深く愛していたからこそ、甘やかしすぎて、あのような悲劇を起こしてしまった…ということで、旦那さんで監督役の ロック・ハドソン がよかったです。 大女優 となると、甘やかす以外なだめる方法はないんですね…

マリーナも旦那さんに応えるように 女優 として亡くなっていきました。

1960年代らしい終わり方だったな~と思いました。

 

70年代、80年代の映画は、もう今ではいろいろな縛りがありすぎてできないことを自由に表現されているものが多いことに気づきます。

確かにあの頃の方がずっと自由でしたよね。

 

次の日曜日は、またポワロに戻って「地中海殺人事件」です。楽しみです飛び出すハート飛び出すハート