こんばんは~
昨日の放送で最終回を迎えた 未來媽媽(Mother to be)
すごくいいドラマでぜひぜひみなさんに見ていただきたいです~
タイトルから 未来にママになる人 向けと思えそうですが、そうではありません
この時代、この社会に生きる人なら、世代や性別、立場を越えて共感できますよ~
わたしは何度も何度も他人事と思えず泣きましたよ~
多分、このドラマは日本に来るんじゃないかな~
と思いますので、ぜひご覧くださいね
日本で放送があるかどうかは知りません。勝手にそう思っているだけですのでご了承ください
三立華劇FB(写真はここより)
ウィキ 未來媽媽
520発表!三立新ドラマ続々でワクワク! / 未来媽媽(Mother to be)2020年
![丸ブルー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/533.png)
【未來媽媽Mother To Be】首映會16分鐘片花
具体的な大きなネタバレはありませんが、イヤな人は読まないでください
当初は 不妊治療 にスポットを当てたドラマと思っていて、確かにそうなのですが、まったくそれだけではありませんでした
ので、 不妊治療 に留まらず、描かれていることを書きたいと思います~
人生の選択における多角的で多様な生き方を示したドラマ
人生には幾度か大きな 選択肢 ともいえる場面があると思うのですが…
このドラマには実に様々な登場人物が出てきて、どの人が見ても どれか に当てはまるようになっています。
男か女か
結婚しているかしていないか
結婚したいのかそもそもしたくないのか
結婚しても働きたいのか仕事はやめたいのか
結婚して子どもがほしいのかほしくないのか
結婚後子どもが大きくなってその子どもに何を期待するのか
さらに
結婚していないけれど子どもがほしい
結婚して子どもがほしいけれど子どもができない
ここまで多くの多様な登場人物の状況がすべて描かれています
人生の選択が思うようにいかない時でも登場人物が主体的に生き方を決めることを描くドラマ
人生の選択には 自分で決められないもの もあります…
それが
子どもをもつ
子どもを いつ 何人 もつ
ということで、こればっかりは自分でいくら努力しても計画通りにいくものでなく…
ですが、このドラマでは 自分では選択が思い通りにいかない場合 でも…
それでもなお あれこれ悩む なかで思いつく限りの選択肢を試み、主体的に生き方を決める人生を描いています…
それが 不妊治療 の場合ならば
若い夫婦二人で生き方を模索…
若い二人が 結論 を出すまでの 治療 はかなり丁寧に描かれていて…
結論 を出すまでの二人の苦しみが最後には二人を成長させたな~と思える描き方でとてもよかったです
そして、 若い二人 を通しての成長は 親世代 にも…
親世代はついつい 孫 を欲しがるものですが…
確かにその気持ちはわかるけれど、自分のことではないわけで…
子どもや孫への期待とプレッシャーは紙一重…
子どもや孫だけが人生のすべてになってはダメで、別に人生の目標もいるよな~と思いました
家族の在り方を考えさせられるドラマ
台湾と日本の 家族 家 というのはもちろん同じではないのですし、都会と田舎では捉え方もかなり違うかと思うのですが…
(今までドラマを見ている限り、台湾の方が 家族 や 家 についての 決まり や しきたり が厳しい感じがしていますが、あくまでも主観です。)
家族 や 家 意識が高いと、そのことが 結束力 という面において、いいときはいいのですが、時としてうまくいかないと 結婚 出産 へのプレッシャーになることもあり…あれこれ考えさせられました…
人間は 家族での立場 は年を重ねるにつれ変わっていきます…
女性なら 娘 妻 母 姑 …
描かれるどの家族も 理想 ではなく 現実的 で、だからこそ、自分がどの立場であっても、もう一度家族の在り方を見つめ直すことのできるドラマだな~と思いました。
不妊治療における専門家の慣習
これはすごくよかったです
具体的な 不妊治療 はもちろんですが、夫婦の精神的なフォロー、成功するとばかり言えない治療の中での選択肢の提案など…
また、実子だけにこだわない里親制度、手元で育てなくても里親の一人になれる制度などなど多様な生き方まで示されていました
赤ちゃんを…と望む夫婦への治療や
将来的に子どもがほしいけど、今は結婚していなくて…でも出産の期限は待ってくれない…そんな女性のための 凍卵 や…
子どもをもつことが 絶対
自分の子どもであることが 絶対 という価値観の選択肢だけでないことがすごくよかったですし…
さらに具体的に不妊治療につきものの 治療費 については切実で、それについてもしっかり描かれていました
ここからドラマの内容も含め具体的になりますので、イヤな人は読まないでください
とにかくどの演員さんもすご~くよかったです
メインとなる3人のアラサー~35歳の3人組は…
それぞれの悩みが 結婚・出産 にまつわるものであるものの 3人の個性 により、まったく違う悩みになっていて、自分の悩みにもがき、友人の悩みに共感し、助け合い…そして最終的に答えを出していく…
そんな感じですよごくよかったです
そんな3人を支える家族のみなさんもベテランさんはもちろん若手まですごくよかったです
中には ええ~ みたいな姑もいましたが…
その 姑 には 姑 なりの人生があり、その中で良かれと思っていたことだったということで…
とことん イヤな人 が出てこないのもわたし的にはよかったです
高家妃(郭書瑤) の 旦那さん役の ブルース もこの間のネトフリの「未来モール」といい、すっかり 大人の演技 になりました
あんな旦那さんだったら、ホントにいいよね~と思いました。
でも、奥さんだったら 能天気 に見えるんだろうけど…
郭沁(劉品言) に関わる男性二人も…
「返校」に続き、これまた グッと 存在感のある演技に見ごたえが出てきた 吳大志役の 夏騰宏
この方とは、ヘタに恋愛ドラマにならなくてよかったです
孫立芳(張寗) の旦那さん役の方…
わたし的にお初だったけど、すごくよかったです
これからも色んなドラマで見たい人だな~と思いました
嚴正浩(李至正) の元奥さん役の 鄧九雲 さんが前から好きな女優さんで、やっぱりすごくよかったです
彼女の出番はそこまで多くはなかったですが、 女性の生き方の選択肢の多様性を示す重要な役で、やっぱりこの女優さんだからこそ説得力があったし、最後 元旦那さんでなく生き方は違っても同じ女性である 立芳 を応援するような終わり方だったのがすごくよかったです
日本で放送されるのか、いつ放送されるのか、ただのファンのわたしにはわかりませんが、もしかして、いつか機会があればぜひ見てくださいね