1000pFのセラミックコンデンサについて、前回次のように説明しました。


 ちなみに、僕が調べた限り、
 広域ノイズカット用のコンデンサ(1000pF)の容量は、
 シロウトはいじらないことが無難なようです。

 なぜなら、
 ある一定の周波数の高域ノイズをカットするためについているコンデンサなので、
 これの容量を変えてしまうと、
 その高域ノイズをカットすることができなくなる恐れがあると思われるからです。



「僕が勉強した限り」間違ってはいないと思うのです^^; たぶん…

今回、もう少し詳しく説明します。

1000pFのコンデンサは、
その次につながるトランスとLC共振回路を形成していると思われます。

ハイパスフィルターがある一定の周波数以上の交流を通し、

ローパスフィルターがある一定の周波数以下の交流を通します。

それに対し、
LC共振回路はある一定の周波数のみを通しにくくするフィルターらしいのです。



たしかめてはいませんが、「大人の科学 真空管アンプ」は

何らかの影響で、高周波のノイズがでるのでしょう。

それをジャストミートでカットするために

この1000pFのコンデンサは組み込まれていると考えられます。

したがって、この1000pFの容量を変えてしまうと、
そのジャストミートができなくなってしまうと考えられるのです。

以上です^^;