お着物での暑さ対策 | 京都 着付師・介護士(向日市・長岡京・大山崎・京都市)Eclat de modyste

京都 着付師・介護士(向日市・長岡京・大山崎・京都市)Eclat de modyste

介護福祉士・介護予防運動指導員。そして着付師です。この度日本理容福祉協会福祉車いす着付師中級・上級・プロ課程終了 着付師として介護福祉士として高齢者・障害者のお着付けも承ります。グルーデコも製作・販売しております。

着物の暑さ対策


素肌に纏うアクセサリー
特別な日は勿論
普段のさりげないオシャレに


Eclatdemodyste



7月に入りましたね。



ジトジト

蒸し蒸し

干からびそうな暑さ



お宮参りのお母様に
7月に入ってから
お着付けをさせて
頂きました。




しかし




お着物が袷なんです。


お着物には

袷・単衣・薄物・浴衣

とあります。


7月に入ると
気温は30℃以上です。


お着物は

着物の下に
肌襦袢、長襦袢、着物の
順に来ていきます。


肌襦袢は綿素材が大半
長襦袢はポリや正絹など色々

そして着物は
正絹やポリなど

その上に帯を巻きます。



実は着物の下に、
いっぱい来ているので
暑いのです。


夏になるにつれて、
着物も裏のない単衣になり

スケスケの薄物に

肌襦袢は、綿なので
汗を吸ってくれるので
夏でも冬でも着ます。



今は、この下に
キャミブラや
タンクトップなどを着用

考えるだけで
フラフラしますね。


少しでも
しんどくならずに
着物を着て頂きたい。

レンタルやお母様のお着物などで、
どの様に暑さ対策したらいいのか


しんどかった思い出のある方
これから着物を着てみようと
思っておられる方


保冷剤をご用意下さい。






まずは、2.3個ご用意下さいね。



着物を着終わると、
帯と着物の間にin





保冷剤にはハンドタオル等
巻いて下さいね。


前でも後でも
大丈夫です。



少しひやっとして楽になります。




あとは、
持って出掛けて下さい。



出掛け先で


首筋
腋窩
鼠蹊部

に当てて冷やして下さいね。



首筋は、
着物は衣紋を抜いて来ているので
いつでも冷やす事が出来ます。


腋窩は、
脇の下になります。
此処にはリンパ腺があり、
急速に体内の熱を冷ます事が出来ます。

お着物は、
身八つ口があり、そこから手を入れて
保冷剤で冷やして下さい。





鼠蹊部は、
脚の付け根です。
座っておられる着物の上からでも大丈夫。
保冷剤を置いて冷やして下さいね。


あとは、
直射日光を避けて日陰での
移動を
そして、
こまめに水分補給をお願い致します。

着物は、
着用次第で涼しく過ごせます。

昔の知恵がいっぱい

首筋や脇の下から
風が通ればとっても気持ち良いです。


しかし、
慣れずに着用され、
産後の体調がまだ戻っておられない
状態で着られますと、

しんどくなってしまいます。

着付師の方と
産後の状態
授乳中なのか
お腹の戻り方等
相談しながら
お着物を楽しんで頂けますと
嬉しいです。

ご自身の体調と向き合いながら
お着物を楽しんで下さいませ。