いよいよ3月が始まりました。
今日、花粉に敏感な患者さんが「もう飛び始めているのを感じますよ。」と
マスクをしながら来院されました。どの時代にも色々な症状があります。

現在、私はオステオパシーの治療を学び続けています。そして、日々の施術の中
にも取り入れています。
このオステオパシーというのは、アメリカのA.T.スティル博士によって創始されました。

彼は、ちょうど奴隷制度や国とインディアン部族との対立が激しかった時代を生きています。
インディアン伝承医学を学び、そして、南北戦争に軍医として従事した頃は、数々の死体を
解剖しながら研究を続けたといいます。
その後、愛する子供達3人を髄膜炎で次々と亡くしてから、「人は何故、病気になるのか?」
という根本的な疑問につき当たり、その中で手技治療を深めていったのです。

A.T.スティルの語った印象的な言葉があります。

「健全な身体は、海の底の家だ。それも全ての窓が開け放たれた」

彼の生きた激動の時代を思いながら、果たして深い癒しの時間が、この時代に人々には
あったのだろうか?と思いました。
確かに、現代の日本を生きる私達は、激しい戦争や疫病の蔓延には遠いかもしれません。
しかし、本当に奥深い癒しの時間を、私達は持っているのでしょうか?

あなたは、「海の底の家」をどんな風にイメージしますか?