已む無く年末に倒れた馴染みの寿司屋へ。
柱の陰でカウンターで隠れて食してたら、masterに見つかり、『もう怪我は大丈夫すか?定期検診怠りないように』と一刺しされる。定番のかんぴょう巻きwith ワサビをアテに銀盤と酔鯨をいただき、昼からほろ酔いで帰り、がっつり昼寝。
昨夜漸くテリーヘイズの『ピルグリム』の最終巻を読み終えた。
テリーヘイズはハリウッドのscreenwriterの為か、映像のイメージを喚起しやすく、entertainmentとしては一級のmysteryやった。映画化の話をもあるらしく、合点する。
hard‐boiled系のmysteryはアメリカの作家が断然上手であり、domesticでは高村薫のように泥臭い作風の方がしっくりくる。
そもそもハードボイルドの意味は、感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的肉体的に強靭、妥協しない性格の人物を指すらしく、日本人のイメージにはそぐわない。
故に日本のハードボイルド系の映画や小説のendingには無理があり、aftertasteもベタになってしまう。
ゴルフを上手くなりたいと思うなら、ハードボイルドにならなあかんのか。