家事のこと
母が来てくれてからは、家事の心配はなくなりました。
家の中も結構荒れていたので、母に手伝ってもらって、ちょっとずつ片付けました。
自分でも驚いたのは、冬物の衣料や布団がグチャグチャに突っ込んであり、押し入れやクローゼットの中はホコリだらけ。
何年もまともに掃除していない、という現実でした。
忙しかったこともあり、最低限の家事だけやっていたので、気づけば不衛生な環境で過ごしていたみたいです。
こうしてみると、わたしは何年も前から少しずつ病んでいたのかもしれません。
母も驚いていました。「お姉ちゃんは几帳面でしっかりしている」と思っていたんだけど・・・。と。
本当はそんなこと全然ないんですが、わたしは長子なので、下の子たちに比べたら、そのように見えたのでしょう。自分からワガママを言ったりして親を困らせるようなこともなかったので、小さいころから放任されていて、親の関心は低かったように思います。
無言のプレッシャー
この頃の生活は、母の作ってくれたご飯を食べて横になる、家の中や周りをちょっと片づける、運転して母を買い物に連れていく、仕事も少々、母にとりとめのない話を聞いてもらう、という感じでした。
母はわたしの話を聞いてくれているようで、途中から全部自分の話にもっていって延々と喋りだす、というタイプの人なので、わたしはその話をフンフンと聞き流していればよく、ある意味楽でした。
わたしの話を否定するわけでもなく、解決策を考えるでもなく、なのでうつ病の人のとりとめのない話の聞き手としては、母は適していたのかもしれません。
ただ、看病する人は、自分が看病することで病人が回復した、という手ごたえがほしいようです。
わたしには、その期待にこたえなければ、というプレッシャーがありました。
「ここのところ、たくさん食べてから体重が増えたんじゃない?」と言われて、量ってみると、35kgしかありませんでした。
もともとやせ型で、40kgくらいしかないのですが、35kgはさすがにビックリです。
でも、母には正直に言えず、「そうだね、ちょっと増えたね~」と答えておきました。
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