自治体の委員

2025年9月初旬。
 
仕事がらみの自治体の委員の任期があと1年弱残っていました。
 
この頃のわたしは、こんなに周りに迷惑をかけている自分が委員をやっていることは不適切で、人様もよく思っていないだろう、と思っていました。
 
委員の主な仕事は、毎月末の担当地域の調査と、月に2度の会合に出席すること。
 
そのうち一回は地区別の会合で、もう一回は市全体の総会です。
 
出席して多くの仕事関係者に会わなくてはならない、と思うと、とても気が重く、9月の会合の日が近づくにつれてどんどん気分が沈んでいきました。
 

 

辞めたくても辞められない

ある日わたしは思い切って、委員を途中で辞めることはできないか事務局に問い合わせてみることにしました。
 
この電話をかけるのに何日も悩みました。
 
しかし、途中辞任はよっぽどの理由(入院とか)がない限りは無理だ、とのこと。
 
法的に委員の承認があって、はじめてすすめられる事業が毎月あるため、欠員は許されないそうです。
 
また、後任を探すのも急には難しいため、なんとか残り一年任期終了まで頑張ってほしい、とのこと。
 
それでもなんとかくいさがって、9月の2回の会合のうち、総会のほうは欠席させてもらうことにしました。
 
わたしが「人に会うのが辛いから」、というような説明をしたので、若い担当者は、会合中はなるべくわたしの発言機会を減らす配慮をします、と言っていました。
 
また、月末の調査は最悪家族にかわってやってもらってもよい、とのこと。
 
それでなんとか事務局と折り合いをつけたつもりでした。
 
 
わたしは話をした担当者に、今日相談したことは決して他の誰にも口外しないでください、とお願いしました。
 
またわたしのせいで事が大きくなるのが嫌だったからです。
 
やはり任期が終わるまでは、そしらぬ顔をしてなんとかやり過ごすしかないのだな、と思いました。
 
 
辞めたいけど辞められない、休むことも許されない。
 
すべてを捨てて逃げ出したい、現実から逃れたい、それが無理ならいっそ死んでしまいたい。
 
こうしてわたしは自殺の方法をインターネットで検索するようになっていました。
 
 
 
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