福澤諭吉展 | 心きらめくSpecial Days

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日々の想いを綴っています

福澤諭吉って


「学問のススメ」 一万円札の顔、慶応義塾を開いた


くらいしか知らなかったんですが


ひすいこたろうさんの メルマガで

幕末活躍した人物の おもしろいエピソードが

よく 紹介されてて


福澤諭吉のこともあって 興味持ってたんです


そしたら 昨日 お寺参りのあと

帰り道に 大阪市立美術館があって

そこで 福澤諭吉展 やってたんです


夏休みの宿題のため 来ている子供もいましたが

年配の 男性が 多かったのが印象的



福澤諭吉は 顔も端正だし

ほんとに まだ封建的な世の中にあって

リベラルで バランスの取れた 人格者だったんだと

感心しました






ひすいさんのメルマガからの話~~


 大阪の緒方洪庵の適塾で 学んだ諭吉

 蘭学のスペシャリストだったにも関わらず

 横浜に出てきて 英語が国際社会に必要となると知るやいなや

 あっさり オランダ語日本一の座を捨て

 英語を猛勉強


 未来のためなら 過去にこだわらない

 しかも 外国人居留地区の 子供のところに行って

 英語を習おうとした。

 (年齢の上下関係にうるさい時代 

  封建的な考え方を嫌った 諭吉らしいです)



 幕府の高官、木村摂津守の おかげで アメリカへ派遣されます

 晩年 経済的に困窮した 摂津守に

 ひっそりと お金を送り続ける

 恩は一生忘れない・・しかも 人を助けた話は隠していた 諭吉


 師である緒方洪庵は 多くの教え子の中でも 諭吉を可愛がり

 諭吉が病気になったときも それゆえ薬を処方出来なかった





美術館で得た 諭吉の話~~


 写真が好きで 写真にまだ偏見があった時代なのに

 新し物好きの諭吉は たくさん撮ってもらってます


 形式主義を嫌い 袴姿より 商人のような着流しに帯をしていた


 子供は9人

 子供は さんづけで呼び 可愛がった


 女子を軽んじる風潮はばかげてると言い

 男女に軽重はないと 説き続けた

 女性も 地位や財産を持つべき


 子供が女子だと嘆くというのは ばかげている

 我が子 9人全員 女子でも かまわない

 

 慶応のお金の面でも 私事と区別 公私混同をいやがった

 役人が 公費で醜態をさらす宴会に 否定的 



 人と人との交流を 大切にした

 人間同士の交わりこそが 文明社会へと 高める

 ということで 

 園遊会や家族ぐるみの茶話会などを 催した


 諭吉の葬儀には15000人集まり

 私事として 行われ

 車に乗ってきた人はいなかった

 参列者には 女性が多かった




など


実際 本に書くだけでなく

自らそのように行動されてたところが

すごい方だったんだと思いました


 

門下生の美術品も 展示されていました