県別第3弾は福岡県!
福岡県のランキングと情勢分析
【ランキング】
① 実績ポイントランキング
1 東福岡 92
2 九州国際大 71
3 筑陽学園 66
4 東海大福岡 46
5 飯塚 42
6 希望ヶ丘 19
6 筑紫台 19
8 高稜 16
9 豊国学園 6
9 誠修 6
11 八幡 2
11 折尾愛真 2
11 三潴 2
11 武蔵台 2
11 筑紫 2
11 福翔 2
※実績ポイントとは
近3年間の公式戦(選手権、インターハイ、新人戦、リーグ戦)の実績をベースに、
管理人が独自の計算式で算出したオリジナルのポイントです。
あくまで過去の実績のため、現時点での強さを計るものではありませんが、
その都道府県内での強豪どあいを表すものとしてご理解いただければ幸いです。
なお、近3年の県内大会でベスト8以上のチームを集計対象としてます。
また、各県ごとに計算式を変えているため、全国共通のポイントではありません。
② 全国大会出場回数
(近10年の選手権・インターハイ)
1 東福岡 15回
2 筑陽学園 2回
2 東海大福岡 2回
4 九州国際大付属 1回
2 東海大福岡 2回
4 九州国際大付属 1回
③ 選手権県大会優勝回数ベスト5
(現存校のみ)
※カッコ内は全国大会での最高成績
1 東福岡 21回 (優勝)
2 東海第五 14回 (ベスト4)※
3 福岡商業 5回 (ベスト8)※
4 筑陽学園 3回 (準優勝)
5 九州国際大付属 2回(2回戦)
全国優勝したは東福岡のみ
※ 東海第五 → 現行名 東海大福岡
福岡商業 → 現行名 福翔
【情勢分析】
①現況
1990年ごろまでは東海第五(現行名:東海大福岡)の1強時代。
1981~1988年には選手権全国大会に8年連続出場し、1990年にはベスト4まで登った。
1990年代以降は東福岡が台頭し、1強時代に。
97-98年には選手権全国大会を連覇。
高校2冠に2回輝くなど、全国最高峰の強豪校となった。
(詳しくは【強豪校特集】の東福岡特集で)
近年も東福岡は2015年選手権全国大会とインターハイ全国大会の2冠を制し、
2013-2018年は選手権全国大会に6回連続出場するなど、その強さは健在。
高校年代最高峰リーグのプレミアリーグにもリーグ開始当初から参加し続け、
実績ポイントランキングでも完全に頭二つ抜けている。
県内の対抗は、プリンスリーグ九州に所属する筑陽学園と九州国際大付属。
どちらもプリンスリーグを上位で戦える力がある実力校だ。
筑陽学園は2019年は選手権県大会で東福岡を破り全国大会に出場。
九州国際大付属は2020年の新人戦で東福岡を破っている。
以下は東海大福岡や飯塚がこれに続く。
②2021年の展望
2020年選手権県大会を制し、スーパープリンスリーグ九州を2位(グループA1位)で終えた東福岡は、2021年新人戦も幸先よく優勝し、今年もやはり県内では絶対王者の存在感だ。
2020年のルーキーリーグ九州Aグループを制したように、選手層の厚さも別格だ。
東福岡は2017年以降、インターハイ・選手権とも全国ではベスト8以上に上れていない。
今年は県内3冠を狙うと同時に、再開されるプレミアリーグでJリーグチームユースを相手に強化を図り、
インターハイ・選手権とも全国上位への復活を狙いたい。
東福岡に対抗する県内勢力は筑陽学園と九州国際大付属。
近3年の公式戦(インターハイ・選手権・新人戦)の対戦成績は
東福岡vs筑陽学園 → 東福岡の4勝1敗
東福岡vs九州国際大付属 → 東福岡の3勝1敗
と戦績上は東福岡優勢だが、実際は1点差ゲームやPK戦など接戦になることが多い。
(九国戦は4戦中、2回PK戦で2回が1点差)
(筑陽戦は現在3回連続1点差)
この2校にとっては東福岡戦を勝ち切ることが全国への至上命題だ。
その他には、伝統校の東海大福岡も力はある。
また、20年選手権と21年新人戦でベスト4と力をつけてきた飯塚にも注目したい。