通勤快速ORANGE号!!! | ☆ORANGE☆

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中間管理職的社畜な元アメリカ駐在員のブログ

ジテツウ


自転車通勤(通学)のことを最近では「ジテツウ」と呼ぶそうですね.


入社して4ヶ月.自分は徒歩で通勤していました.

ママチャリ(シティサイクル)は通勤&街乗りには最適な乗り物だとは

思うのですが,買う気にならず.折りたたみ自転車も買う気にならず.


そりゃ,JUSCOに行けば1万~2万出せば買えます.

JUSCOのアルミフレームのシティサイクルは軽いです.質もよさそう.

でも,買う気にはならんかったとです.


でも,徒歩での通勤はいい運動になるとはいえ,夏になると暑くて

会社に付く頃には汗だく.会社までは1.5kmくらいだけど門から

オフィスまではそこから500m以上あるので遠いのだ.


ジテツウしたくてたまらない.でもママチャリは

買う気にならない…だからトホツウを続けていたのですが,

病気入院の後,一念発起.前々から計画していた快速通勤号の製作を

決意したのでした.



コンセプトは


「快速且つスポーティーだけど見た目はシンプル」


ということで,昨年まで使っていたロードのフレームと

SHIMANOの内装8段変速コンポALFINEを使って

見た目はロードバイクだけど,外装変速ではないシンプルな

自転車を作ってみました.


ハンドルはフラットバーにしようかなぁとも考えたのですが

フレームのトップチューブが短いのでドロップをチョイス.



ちゃり

(これは仮の写真)


見た目はこんな感じ.パッと見た目はロードレーサーだけど

ペダルはノーマルペダルだし,リアディレーラ風に見えるのは

チェーンテンショナー.



さてさて,細部を紹介.



ALFINE

自転車の顔とも言えるクランク部.

ALFINEのクランクはなんとイッチョ前に「ホローテックⅡ」

が採用されている.グレード的にはTIAGRAと同じグレード

のものだと思う.ギア板は9速チェーン対応.


シングルギアだけど,TIAGRAのダブルに変えれば

フロントダブル化も可能.まぁ必要ないけど.


「ホローテックⅡ」のおかげで,このクランク少し高かった.


そういえば,BBの件(工作開始!!の記事 )はやっぱり

このフレームはイタリアンのBBでないとダメだったみたいだ.


このフレームオレンジ色のオリジナルカラーで塗られているが

実はインターマックスの「サンペレグリーノ」というフレーム.

パイプはデダッチャイの7005である.



最近のフレームはほとんどがJIS対応のBBらしい.

特に台湾製はほとんどJISのBBと聞く.


このフレームは2002年頃に買ったものだけど,

インターマックスのフレームがちゃんと台湾以外の国

(広告どおりイタリアだと思う)で作られていたことの

証明になるかな.



内装8段

変速の心臓部内装8段ハブ.

今回は「WH-8R25」という完組ホイールを使用した

が,このホイールがめっちゃ重い.


カタログ値なんと2319gそのうちほとんどが

このハブの部分の重さだと思うけど,リムとスポークの

重さを考えてもハブだけで1500g以上ある計算だ.


そういえばハブ単体売りもあった.1590gらしい.重い.



テンショナー


一見,リアディレーラに見えるチェーンテンショナー

フレームが逆爪(ピストのフレームは正爪)なので

チェーンのテンションが調整できないので用いる.

これが無ければもうチョット見た目すっきりなのだけど.



ハンドル上

ハンドル周り.

ハンドル前

前から見るとこんな感じ.ブレークレバーは

STIではなくノーマルのブレーキレバー.もちろん軽い.


このハンドル周りが一番苦労した.

というのはシフター.ALFINEのシフターは

フラットバー対応なので,MTBのハンドルに

対応するようなクランプ径になっている.

だからロードのハンドルにはめようとすると,径が細くて

まず入らない.そこで工作.



シフター2


マジックの線まで削らねばならない.

グラインダツールを買って,寮の電動工具を借りたけど

相当使い勝手が悪くて,結局ヤスリで頑張って削った.


シフター

こんな感じ.あまりキレイとはいえない.

この状態でキツキツながらもハンドルに入った.

ちなみにネジは届かなくなっていた.結局

クランプが広がったということになる.


仕方が無いが,とりあえずこれでハンドルに

取り付いているのでよしとする.


多分いつか折れると思う.


それはそのときに考えることにする.


8Sのダブルレバーとかで何とかできないもんかな…

試さないとどうしょうも無いのが辛いところ.



サドル

サドルはコンコールライトチタン.

レーサーからのお下がり.1ヶ月ロードに乗って

いなかったので表面がカサカサになってた.


3年以上使っているので表皮がかなりすれているけど

まだまだ使える.


ショップでコンコールライトチタンを見つけたので

こちらをTIMEにおろした.



コンコール


新品はキレイね~☆



さてさて,肝心の乗ったインプレッションだけど.

そりゃぁもうコンセプトどおりの「快速」です.


会社まであっという間にたどり着きます.

ハンドルにSTIとシフトケーブルが無いのでかなり

ハンドルの取回しが軽いです.


持ってみると後輪の重さをかなり感じますが,

重量はハブに集中しているので走った重さは

そこまで感じません.


変速比は内装変速機なのでかなりの幅があります.

正確にはわからないですが,Nexusインター8とたぶん同じ

カタログを読むと変速比はトータル307%


1:0.527
2:0.644
3:0.748
4:0.851
5:1.000
6:1.223
7:1.419
8:1.615


フロントのチェーンリングが39Tでリアが20Tなので

これに1.95をかければいいのかな…あってるのかな??


1 : 1.03

2 : 1.26

3 : 1.46

4 : 1.66

5 : 1.95

6 : 2.38

7 : 2.77

8 : 3.15


ということになる.はず.

自分のロードバイクの最大倍数が52×12,

最小倍数が39×25だから.


Max : 4.33 (52×12)

Min : 1.56(39×25)


なので通勤には十分申し分ない上に

結構きつめののぼりでも楽チンということになる.

計算が会っていればの話だけど.


参考

1.44(39×27)

1.25(34×27)


今度ビンディングペダルつけて筆影山登りに行ってみよう.


通勤号ということでタイヤは700×25Cを装着.

後輪のリム幅が広くて23Cは嵌りそうに無いのだ…


おかげで,シートステーとのクリアランスは

左右で2mmずつくらいしかない.ホイールが36本スポークで

合成が高いから良いけど,ダンシングしたら確実にタイヤが

シートステーをすってると思う.


これだけが一番のネックだ.


長くなったけど,とにかくこれで快適快速

な通勤が出来るだけでなく,ちょっとした

自転車散歩は出来そうだ.


内装8段変速の通勤チャリ.以外と面白いです.



最後に,パーツ買い集めて作った分かなりの

出費となった.80[k\]くらい.


パナソニックやルイガノからこの手の自転車が売り出されています.

SHIMANOのホームページでも紹介されています.→こちら

そっちを買ったほうが安かったとも思いますが,自分で作ったことに

意味がある.と思ってます.