茨城県取手市の墓地近くの路上に2021年6月、自らが経営していたマージャン店の従業員、北田和彦さん(当時59)の遺体を放置したとして、県警は14日、死体遺棄の疑いで、アルバイト店員大坪宗一郎容疑者(31)を逮捕したと発表した。茨城県警によると、大坪容疑者は当時、千葉県我孫子市内でマージャン店を経営。北田さんと数年前から知り合いだった。防犯カメラ映像の解析や関係者への聴取で、死体遺棄に関与した疑いが強まったとしている。14日に容疑者の自宅アパートを家宅捜索した。北田さんの遺体は21年6月9日、タオルケットと布団にくるまれ、上からひもで縛られた状態で発見。死因は窒息死とみられる。また発見の約1時間前、マージャン店で火災があったことも判明。茨城県警は事件との関連を調べている。
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