税理士業務にあたり、「それくらいのことは、ただでやってよ」とお願いされることがあります。
原稿料なども、「それくらいの原稿はただで書いてよ」と言われることがあります。
これに感し、私は、それくらいのこと?をやって生計をたてているのでお断りしています。
知識を売って、プロフェッショナルとして商売しているのです。
それくらいのことと思うのなら、自分の知識、手間をかけて、自分でやってくださいと返します。
顧客獲得のための販売促進として時間やサービス内容を限定して、無料で行うことやお客様都合により最初は値引きすることはあります。
しかし、プロフェッショナルの業務の専門性、特殊性などによりその報酬は高いのです。
そもそも、無料または安くあげたいという人より、高くてもいいから納得する仕事をして欲しいというお客様と仕事をするようこころがけています。
お客様には「無償で業務提供することは、赤字の原因となり、もっとも会社経営に支障をきたすので、やめてください」とお願いしている以上、ましてや、自分の仕事に対しては、もちろんのことです。
世の中には事業スキームは思いついても、マネタイズの段階でつまずく起業家はたくさんいます。
お金を払わないなら受けてもいいサービスは、わざわざ金を払ってまで受けたいサービスではないことがおうおうにしてあるからです。
プロフェッショナルは、ただでは仕事はしません。