高円宮殿下:久能靖 | 図書館司書の読書日記

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こちらは主に備忘録的読書日記と映画の感想を記しています。
著作権法上、ネタばれしないように書いているので味気ないとは思いますが、こんな本があるのだと興味を持っていただけたら幸いです。


 薨去のニュースが流れた時「は?」と思ったことを覚えています。

 三笠宮殿下の3人の親王の中で一番お若くて、寬仁親王殿下のように病気について報道されていたことがなかったから…。

 割と濃いお顔立ちの親王殿下。

 久子妃殿下との馴れ初めも、素敵なエピソードです。

 末っ子の気やすさがあるのか気さくなお人柄などがうかがえます。

 本当に若くしてお隠れになったことが残念。

 今こそ存在していて欲しい宮様です。

 別にね、「鎌倉殿の13人」みたいな権力闘争じゃなくてね、藩屏としての存在感があると思うのです。

 生まれは選べないけれと、与えられたものの重圧をものともしない風格。

 そういうものを感じさせる存在。

 それはご両親の教育の賜物とも言えると思います。

 おこがましいですけどね。

 3人の女王殿下たちもご立派になられて…。

 お孫さんたちとお会いしたかっただろうなぁと思ってしまいました。