「震災がれき広域処理(バラマキ)」と「グローバル化」と「主権の喪失」 |   「生きる権利、生きる自由、いのち」が危ない!

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徳冨蘆花「謀叛論」を再発見してたら、
「ソクラテスの弁明」が、なぜ好きなのか、最近になって納得し始めた今日この頃です。

4日の公示日まで、時間の許すかぎり、
チラシ投函をして回ったので、
昨日は特に、疲労が溜って、
ブログするところまで体力は残っていませんでした。

土曜日の夜、床に就いたとき、
票割れを起こして、
TPPも脱原発も消費税増税も防げず、
軍国化を許してしまったら、どうしようか、
と改めて深刻に考え始めたので、
日曜日の朝は、
目覚ましが鳴る前の4時半ごろに目が開(あ)き、
5時前にチラシ投函に出発。

けっこう必死なので、お腹もすかず、
ずっと夜7時ごろまで、
お子様の自転車や三輪車があったり、
新築の住宅
を中心に、
各家や団地、マンションを投函し回るのですが、
お昼ごろ、忘れられない出来事がありました。

民家の道路のわきで、
70前後のおばさま方が二人、
井戸端会議をしていました。

お二人ともに、ポメラニアンを飼っていらして、
1人のおばさまは胸にポメラニアンを抱きかかえていて、
もう一方のおば様のポメラニアンは、
リールに繋がれた形で座っていました。

談話中のおばさま方を通り過ぎるのに、
そのポメラニアンに近づく格好になる高樹。

リールに繋がれたポメラニアンからすると、
口が開きっぱなしの男が近づいてくる格好に。

つぶらな瞳で見上げる格好で、
或るでくの坊を警戒するポメラニアン。

でくの坊に向かって、
ワンッ!とポメラニアンが一発!

おどろくボクとおばさま方。

「メルちゃん、
ダメでしょ。
ワン、じゃないでしょ、
ごくろうさまでしょ!」



すっごいなぁ~、
メルちゃん(ポメラニアン)、
「御苦労さま」言えるんだぁ、偉いねぇ。

そのおば様の「ごくろうさま」発言を聞いてから、
ず~っと独りで、にやけっ放(ぱな)し。


ひとりの男が、にやけっぱなしで、
チラシを投函しまわる不気味さ。

でも、そのニヤケには、
この話を、ブログで書いてやろう
という野心からくるニヤケも、あったのでした。

昨日、ブログを更新できなかったのは、
疲労で、ブログを書く体力が残っていない為でした。

今回も、相変わらず暗い話を読んでいただきます。


明るい未来に繋げるための極めて暗い話を、
今回も読んでもらいます。
―――――――――――――――

輪島市、がれき試験焼却へ 
地元の理解得ないまま

2012年11月27日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20121126-OYT8T01245.htm

 岩手県宮古市の震災がれき受け入れを検討している輪島市の梶文秋市長26日、記者会見を開き、がれきを試験焼却する
と発表
した。
受け入れを巡っては、ゴミ処理施設「輪島クリーンセンター」の
立地する美谷(みたに)町が反対しており、
地元の理解を得ないまま受け入れに向けた動き

進ませることになった。

 梶市長は「現状では地元の理解を得られているとは言えないが、
すでに表明した金沢市の受け入れもあった
(能登半島地震で)被災地として最も支援いただいた輪島市としては、時間をかけるわけにいかない」と、
試験焼却に踏み切る判断を説明した

 市の計画では、12月1日に宮古市から約8トンの木質系可燃物をコンテナ2基で搬出し、7日からセンターに搬入し、
翌日に試験焼却と埋め立て作業を行う
搬出の際にはコンテナの空間線量などを計測し、
焼却時には、焼却前のがれきと、焼却灰の両方の放射能濃度の測定を行うという。

 今月18日に市が開いた地元説明会でも
美谷町は反対を続けている
梶市長は「将来に対する心配があると思う。今後は市として責任を持って施設の管理に努めていきたい」と述べた。
―――――――――――――――――――――――――
金沢前進、輪島は難航 災害廃棄物受け入れ
(北國・富山新聞 11月11日)
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20121111101.htm

 金沢市は10日、東日本大震災の津波被害を受けた岩手県宮古市の災害廃棄物「漁具・ 漁網」を試験搬入し、全国初となる漁具の広域処理が動きだした石川県内でいち早く災害廃棄物の受け入れを表明した輪島市では、梶文秋市長が金沢の試験搬入についてよく やってくださったと述べ先行事例を弾みに受け入れを実現させたい考えを示した
ただ、焼却・処分施設の立地する同市美谷町は反対姿勢を貫き、金沢の動きが膠着状態の打 開につながるか不透明だ。(引用者中略)
 試験搬入をめぐっては北九州市で反対派がトラックの進入を妨害金沢でも山野市長に 震災がれきを受け入れたら殺す」とする脅迫状が4度届き、10日の試験搬入では金沢 中、東両署が130人態勢で警戒に当たった。受け入れ反対の市民グループを含む約10 0人は埋め立て作業や放射線量測定、市廃棄物総合対策審議会の議論を静かに見守り、混乱はなかった。

 埋め立てを視察した山野市長は「市民の良識が発揮された。受け入れに慎重な意見も重く受け止め、風評対策情報公開に努めたい」と強調した。

 一方、昨年11月に受け入れ検討を開始した輪島市の梶市長は10日、北國新聞社の取材に「試験搬入にこぎ着けた金沢市の努力と地元住民の特段の配慮に敬意を表したい。輪島市も一日も早い受け入れに努力したい」と改めて決意を示した。

 同市は「能登半島地震の時に助けてもらった恩返し」を掲げて、市議会や市区長会長会 、県漁協輪島支所などの合意を取り付け、焼却・処分施設「輪島クリーンセンター」の焼却炉を改修するなど準備を進めてきた。

 しかし、同センターの立地する美谷町は反対。立壁政義区長(64)は「輪島市外の廃棄物は受け入れない約束で処分場の立地を認めた経緯がある。被災地が大変なのは分かる が、これ以上ごみを引き受けられない」と難色を示す。
(以下省略)
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石川県金沢市の山野之義市長が、
岩手県宮古市から、
漁具・漁網の震災がれきの受け入れを、
11月22日に、正式表明したことを、
金沢市の知り合いから教わりました。

金沢市に続いて、
同じく石川県にある輪島市が、今度は、
同じく岩手県宮古市から、
木質系可燃物の受け入れを、
梶文秋市長が、
ガレキの試験焼却を強行的に実施するようです。
輪島市 8日試験焼却 ←梶文秋市長は絶対専制君主か
http://blog.goo.ne.jp/pat521215/e/8dc41c85cfb35586169ec482e7d9e749
 
知り合いの悲痛な思いが伝わるメール文章に、
何も応えられませんでした。


石川県金沢市の山野之義市長は、
どうせ自民党系統の政治屋だろう、と思って、
どんな人物かネット検索をしてみたら、
すこし興味深いこと分かりました。

山野之義市長は、無所属で立候補し、
金沢市長に当選したけど、
「行政改革」論者で、”元ソフトバンク社員”で、
金沢市長選挙に立候補したときに、
彼(山野)を推薦したのが「日本創新党」という政党。
http://www.nippon-soushin.jp/about/

「日本創新党?」
あまり聞いたことがないはずです。
でも、そのメンバーには、
聞き覚えや見憶えがあるかもしれません。

安倍晋三、石破茂、前原誠司、橋下徹 ~「9条改憲」と「TPP」と「プルトニウム核利権」と~
「日本創新党」の党首の<山田宏>と
代表幹事の<中田宏>は、
「維新の会」の候補者です。
Wikipediaでの<前原誠司>の説明紹介にも、
山田宏・中田宏の名前が出てきます。
‐‐―――――――――――
「前原誠司」(Wikipedia)より一部引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E5%8E%9F%E8%AA%A0%E5%8F%B8
1992年(平成4年)長浜博行に請われ、野田佳彦山田宏松下政経塾生大阪市の特別顧問。大阪市を特別自治区に再編するプロジェクトを担当。
「維新」立候補のひとり]、樽床伸二中田宏松下政経塾生大阪府特別参与・顧問、維新政治塾講師として「維新」と関係が深く、「維新」立候補者の一人]らとともに日本新党へ参画。
同年の第16回参議院議員通常選挙では近畿・四国エリアで応援に回り、新党ブームに一役買う。

―――――――――
山野之義市長も、
ムダが嫌いなのでは無く、
新自由主義や財界向け利権政治が
好きなのではないでしょうか?
行政のムダを無くすことは好きなのに、
懸念と無駄が多い「汚染がれき」は、
強硬的に”受け入れるのですね。

山野之義市長が務めていたソフトバンクの孫正義は、

小泉と刎頸(ふんけい)の友である
オリックスの宮内義彦会長は、

自分のビジネスにとって都合がいい政策を
変更するために活用した、
内閣府の「規制改革・民間開放推進会議」の議長を務めたが、
その宮内会長と親交のある、
パソナグループ代表の南部靖之
――びわこ宣言賛同者の1人の稲盛和男 京セラ名誉会長「稲盛塾」の塾生――
そして同じく、
規制緩和」で急成長を遂げた孫正義 ソフトバンク社長の社員だったのが
この山野之義 金沢市長なのですが、
この孫正義は、”脱原発?”の面で、
山田宏や中田宏が出馬する「維新の会」のパトロンでもあったのでした。
孫社長が進めたいのは、「脱原発」よりも、
「グローバル化」や「市場原理主義世界」なのでは、
ボクは思ってしまいます。

先日でも「維新の会」の橋下 大阪市政は、
とうとう強硬的に”ガレキを焼却”してしまいました。

東京をはじめ、北九州市も焼却、
福井の敦賀市でも(試験)焼却、
金沢市の受け入れのお膳立てを受けて、
同石川県輪島市でも(試験)焼却、
日本列島中を、愚かな政治家たちは、
汚染で列島をダメにしようとしています。
がれき受け入れ自治体一覧&マップ


こんな愚かな事をして、
日本の消費者が、日本の食べ物も、
地元の生産物も、
被曝などを恐れて不安で買えなくなったら

どうなると思います?


地産地消」をしなくなったら、
どうなると思います?


これは、消費者国民に、
地元
および自国の<農民生産者>を、
消費者みずからの手で殺させる
、という事であり、
みずからの手で
食料主権を殺させる
自殺行為”をさせているのですよ。

日本の消費者が、自衛手段として
食料を、国内から変えず、
海外の魚介類や生鮮、穀物のものを買うようになれば
否応なく、グローバル化」に完全に組み込まれ
食料主権」も「国家主権」も
失うことになるのではないでしょうか?
TPPを阻止できても、
ガレキ拡散-受け入れ」に積極的な
売国奴」や「国賊的悪漢」がいる限り、
私たちが死守しようとするもの
は、
奪われていくのではないでしょうか。

―――――――――――――
「日本創新党」HPより。
:「自由で力強い日本」を目指し、「国家の自立」「地方の自立」「国民の自立」を基本に、日本人としての自立心と誇りを育み、すべての国民がその天分を十全に発揮できるような国づくりを進め、新しい時代の世界のモデルとなる文明の一極としての日本を創新します。

※国はテコ入れや保護はせんから、
お前らが勝手に生きて行け、という「小さな政府」観を、
デコレートした一例でしょうか。