カメラを忘れてヒル捕りに出かけたので寂しい画面です
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行ったところは、キララ峰の麓です。東海自然歩道をたどって行ったところにいつも車を止めているのですが、1年半ぶりに行ったらすっかり景色が変わっていて森林整備がされていました。鬱蒼とした森は大変明るくなり、お不動様が目だっていました。
いつものように車を止めて、山道に入ります。そして、登山道の表示に従って山を少し登ります。
最近、この登山道利用者が増えたのか、踏み慣らされた道になっていました。これも驚きです。人が通るようになりヒルもきっと喜んでいるでしょう。
さすが、ヒルの宝庫です。この猛暑の中でも涼しいところを選んで探してみると、適当な大きさのものが出てきます。
T研究員にとっては、初めての場所です。まだ、ヒルを捕りに行く場所をいろいろ覚えてもらっているところです。
実験に使えそうなのを40匹くらい捕まえました。それから、別の目的用に小型のヒルを少々捕まえました。
適当に水の中に入ったりして体を冷やして帰ったのですが、どこで上がって来たのかヒルが足について吸血していたようです。
30分ほどで研究所について足を見てびっくり。足から血が滴っています。
くそっ、やられた。ちゃんと見てきたのに…。
丸々太ったヒルが足の指の間から出てきました。どれも生まれたての小さなものばかりでした。
資料にと3匹のヒルを捕獲しておくことにしました。
今のところ、保存しておくだけですけど…。
夜は、自由研究の骨子をいろいろ練りました。やっていることは一つなんだけど、その切り口がいろいろあり、どの様に展開するかの相談をしました。いよいよ、まとめの指揮が来ました。
翌日は朝から、天気予報にない夕立模様。
吸血実験と入れ替えて、8時半からカエル捕りに出かけました。研究所の周囲は広大な田んぼが並んでいるので、カエルは沢山いるのですが、今年はどうしたことがカエルの合唱が一向に聞けません。
でも、絶滅してないと思うので探せばいるだろうと長くつ姿やサンダル短パン姿で出かけました。
目標は、トノサマガエルの大なら1匹、中しか取れなかったら2匹、捕りましょうということにしました。
ヒルの吸血量は、平均0.48mgと分かっているので、それに見合う血を提供してもらおうと考えています。
研究員は、ヒルなら想像がつくけれど、カエルくらい簡単に捕まえられると思っています。
いざ田んぼの畦道に行ってみると、まず小さいカエルのお出迎え、たくさん飛び交っています。網の中にも飛び込んでくるのがいます。でも、ちょっと大きめのサイズになると、さっと稲の中に逃げ込んで隠れてしまいます。
水路を探していっても、時々中くらいのカエルに出くわすくらいです。カエル研ではないので、そのあたりのノウハウがありません。
カエルも生きるのが必死ですから、なかなか網の中には入ってくれません。時々イライラして網を振りまわしていました。
カエルの捕獲は、口で言うようにはなかなかいきません。逃がしたのは大きいものばかりです。捕まえたのは小さいオタマジャクシから足がとれたくらいのものばかりなので、これは逃がしています。
狙った溝は、中くらいのカエルが跳んでいました。
三人が必死に探してやっと3時間かかって、中2匹の捕獲でした。なかなかカエルトリは難しいなあ、というのが感想でした。
午後は、入れ替えていたヒルの吸血をいつもの通りさせました。また、1匹どこかにもぐりこんでしまい行方不明で処理しました。これは、今後の研究材料になります。
さて、昨日メロンの差し入れをいただきました。明日が食べごろという予測だったので、食べる瞬間がいつなのか気がかりで、研究も手に付かないほどでした。
実験の都合で、午後のカエル捕りが終わって休憩の時に食べることになりました。冷蔵庫に入れてつめたいメロンをいただくことにしました。その時が来ました。
夏は、スイカかメロンに限るねぇ。こいつはうまいよ。
うーーん。美味しい。いくらでも食べられるね。
みんなで美味しくいただきました。となる予定でしたが、E研究員は、おれメロンだけはダメなんや、と辞退しました。こんなおいしいもの…、とみんなで勧めました。一口食べてみな、と勧めましたが、硬く辞退されて仕方なく二人で分けていただくことになりました。
3年前にスイカの差し入れをいただいたとき種飛ばしをして翌年スイカがなったことを覚ええていて、これも蒔こうと種を残すことにしました。
来年メロンが食べられたらいいね。