外は雨。先日は午後から雨が雪に変わったが、今日は気温も高く、なんとも春らしい雨だ。


走れない自転車を何台か放置しているのでそれを片付けることにした。まあ晴れているからと言ってどこかに出かけるわけでもないのだが。





まずはゲイリーフィッシャーのフレームに水が溜まっていたので、それを出して中に防錆剤を噴く。





クレの6-66。5-56は潤滑油としての機能が高いが、こちらは防錆剤に近い。5-56よりも流れにくく、金属表面を覆う(はず)なので、フレーム内にはこれを噴くようにしている。


先日の雪は気温が高かったせいですぐに溶けたものの、排水溝には雪が詰まり、路面が溶けかかったシャーベット上の雪でびしゃびしゃになっていた。


どうしても出かけないといけない用事があり、ゲイリーフィッシャーで行ったのだが、小川を走っているようでえらい目にあった。


その後、帰ってきてからフレーム表面は拭いたものの中までは手が回らず、今日の朝になって自転車の下に水溜りができていて気づいた。


もっと早くやっておくべきだった。





チェーンも色々なフレームで使い回し、主に雨の日に使うことが多かったので流石にもう寿命かもしれない。





次はこっち。ステムを外しただけで事故に遭ったわけではない。





以前パナソニックのポジションが気に入らず、ステムをひっくり返したりしてみたのだが、かえってホイールとの距離が遠くなって操作性が悪くなった。


オープンクランプなら良かったのだが、そうではないので、バーテープを剥がすのがめんどくさいと思っていたまま、放置していた。





あまり使ってはいないが、変色がすごい。勿体無いが交換か。



ステムを短いものに変えようかと最初は思っていたのだが、そういえばと以前買ったハンドルを付けてみた。



ドロップハンドルを外側に引っ張ったような形状だが、これなら持ち手が手前になるので、長いステムでも楽な姿勢で乗れる。


クランプ径はハンドルはφ25.4、ステムはφ26.0なので、純正のスペーサーで合わせる。







ドロップがわずかにあるので、そのままハンドルを交換するだけでは、姿勢がピストの街道レーサーくらいきつくなってしまったので、ステムを出した。


そのままでは段差ができて見栄えが良くないので、日東のコラムスペーサーで違和感をなくした。10mmのスペーサーを4個使い、合わせて30mm高くした。


ハンドルを上向きにして使うことも考えたのだが、どうしてもSTIレバーの変速が壊滅的にしにくかったのでやめた。





上から見るとこんな感じ。コミューター風のハンドルにSTIレバーがなんとも異物感があるが、ここは実用性重視なので一応このまま使う。





STIレバーのケーブルがそのまま伸びているので、特にシフトケーブルは不思議な感覚だ。


少し乗ってみたが、かなり乗りやすい。アップライトな姿勢で乗れるのはもちろんだが、手首の角度が絶妙だ。STIのブレーキレバーも不思議と自然に握れる上、フラット用のレバーのように先端付近で握れるのでブレーキも効かせやすい。


坂を登る時は、外側だと力を入れにくいので、STIレバーの少し上あたりを握ると良い。




適当なグリップがなかったので付けずに走ったが、合わせるならピスト同様OURYが雰囲気良いだろうか。


本当に合成したのではないかというほどSTIレバーが浮いている。元はロードフレームなので、少々不恰好には見えるが、もう少し乗って確かめたい。





日東のプレートが格好良すぎる。