昼休憩時一緒の班で働いていた青年と支給された弁当を食べた。
その彼は筋肉質でがっちりした体格であり力が漲っているというオーラ
があった。年齢は19歳、いわゆる世間で言う「フリーター」とは少し違った
様相を呈していた。
こんな労働量では時給1万円では割に合わないと私がこぼすと、
彼はこう言った。
「君騙されたって思ってるでしょ?君みたいな軟弱な身体には、割に合わ
ないバイトだと思うけど、俺にとってみたらそれほどの重労働ではないよ」
あまりにもさらっと言われてしまったことと、労働の疲労が相まって素直に
うなずいてしまった。
そして彼は「俺はこの程度の仕事なら毎日こなしてるし、体力には自信が
あるからね。まあ自分に向いている仕事した方がいいよ」とだけ言い残し
さっさと作業に戻っていった。
午後の労働も苦痛を極め、全ての作業が終了する頃には疲労のピーク
に達しており、物事を考える力すら残っていなかった。
そして日払いの給与1万円が渡され解散となった。
たかがこの軽い紙1枚のためにこの数万倍の重さの紙を運び続けた
自分が無性に虚しくなった。そんな気分でうなだれていると昼にあった
青年がまた話し掛けてきた。
「お疲れまあよくがんばった方じゃねえか」
ボロボロになっている私に比して、その彼は誰からみても疲れを感じ
せない風貌で体力が明らかに違う次元にあるということが解った。
私はその青年になぜそんなに体力があるのかと問いた。
その後の話が私のその後の人生を大きく変える事になるとは、
その時は全く思いもよらなかった・・・
つづく
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