大切なのはスピードである。
確かに国公立の医学部に進学し安価で医師免許を手にする
のが最も効率的と考えがちであるが、ここでよく考えてほしい
国公立の医学部は一番低い偏差値の大学でも東大の医学部以外の
学部に合格できる程度の学力を要する。
このレベルの学力をつけるには、先天的に能力の高い人間でない限り
3年はかかる。
つまり高校入学と同時にかなり効率的な学習を続けてなんとか合格できる
レベルである。それでも合格できずに浪人を重ねる者も少なくない。
つまり時間が膨大にかかってしまうリスクがある。
その点私立ならば受験科目も少なく比較的入りやすい偏差値の大学も
存在する。
重要なのはこの時間差で、1年というのは現代の医師にとってとても大き
い時間なのである
現在の医師の平均年収が選択する科にもよると思われるが研修終了後
の勤務医で大体1000~1500万円程度である。
経験やスキルを積めばもっと年収は上がると考えられる
そこで1年浪人で医師になるのが遅れるとすると、生涯年収が
年間の予備校代や生活費と得られる予定の収入を合算すると
1年間浪人することで約2000万円の損をする。
そう考えると1年の浪人で国立の医学部に合格できれば割安になるが、
2年以上浪人すると現役で私立に入った場合と比較して損益が低くなって
しまうのである。
