HiGH&LOW ① ’22年・宙組・東京 「予想外?」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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①あすかさん ②おはなさま 

TAKARAZUKA MUSICAL ROMANCE
『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』
原作・著作・構想/HI-AX 脚本・演出/野口 幸作   
令和4年10月16日 午後15時30分公演 東京宝塚劇場 1階15列 センターやや上手側

さて、『FLY WITH ME』で、この作品の「予告編 (?)」みたいなものを見ていました。観劇中は、野口先生のプレゼンの上手さ (?) もあって
「斬新で面白そう?」
とか思ったものの...自宅に帰って、我に返って (?) みると、これって、結局
「ヤ○キーの抗争もの」
みたいだし、
「TAKARAZUKAの舞台に相応しいもの?」
なのかと、少し考え込んでしまいました。

[解説]
2015年に連続ドラマとして日本テレビ系列にて初放送された「HiGH&LOW」は、2020年までにシリーズ5作が放送される他、2016年より公開された映画シリーズは作品数にして7作、累計興行収入78億円、累計観客動員555万人を突破した、音楽・コミック・ゲーム・SNS・テーマパークなどあらゆるメディアを融合させた「総合エンタテインメント・プロジェクト」。この壮大なシリーズの作品群の隠された前日譚(THE PREQUEL)を新たに構想、宝塚歌劇の世界観での舞台化に挑戦いたします。
時はムゲン解散から数ヶ月後、「SWORD」誕生前夜の物語である。
かつてムゲンという伝説のチームがこの一帯を支配していた。しかしある事件をきっかけに突如ムゲンは解散。無数のチームによる抗争が後を絶たなかった。そんな中、ひとりの女性が現れる。彼女と恋に落ちたのは、「山王連合会」のリーダーのコブラ。だが、二人には抗うことのできない運命が待っていた……。
「守るべきものができると弱くなる」それは戦うモノたちのセオリーなのか。
やがて頭角を現す五つのチーム「山王連合会」「White Rascals」「RUDE BOYS」「鬼邪高校」「達磨一家」。その裏には、コブラを無口にさせる悲恋があった……。
LDH JAPANと宝塚歌劇団による強固なコラボレーションを通して、究極の男役を体現するトップスター・真風涼帆と宙組による、守るべき女性・守るべき街との間で葛藤する男たちの愛と闘いの物語にどうぞご期待ください。   

そして、実際に観劇してみると...
「予想通り」
でもあり、また、そうでもない...ってところだったでしょうか?(笑)



○ Traditional?
そう、この作品が、
「予想以上に」
きちんと
「TAKARAZUKAの舞台作品」
として楽しめた最大の理由は、これしかないでしょう。それは、主役とヒロインの物語が
「王道 (マ〇ネリともいう (笑)) の悲恋もの」
であったから、そして

① 潤 花(102期)  カナ   芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆

ヒロインが
「非常に魅力的」
であったからですね。

『FLY WITH ME』でのフリートークでも垣間見えた、その
「天○ぶり」
からしても、「役柄を深く作りこむ」タイプには見えませんが、持って生まれた
「ヒロイン適性」
ってことなのでしょうか。カナの
「心情がよく伝わって」
きて、観ているものの
「心を動かす」
とても良いお芝居でした...。悲しい物語なのに、再登場の時には、思わず「クスっ」ってさせられ...そのあと、とても切なくさせられて...。この芝居作品の
(TAKARAZUKA的な?) MVP」
は、間違いなく「かのちゃん」だったと思います。「大劇場4作」という
「比較的短期での退団」
について、改めて少し残念に思いました (まあ、らしい気もするけど)


○ 予想すべき?
ということで、
「真ん中の物語」
は、まさに「王道」で、実際、
「かのちゃんのお芝居」
に、○ル○ルとなったわけですが(笑)...。真ん中以外は...まあ
「5陣営」
もあるってことは、真ん中との関係だけを考えても
「5ストーリー」
ってことになるし(実際には、さらに、もう「2グループ」いたし (笑))、それなのに
「100分芝居」
である時点で、かなり、
「物語がう○く」
なること位は予想できそうではありますが...、それにしても...ぶっちゃけ、
「それ以外って必要??」
ってすら感じました(笑)。

それに、↑に触れた
「カナの再登場」
のシーンで終わりにして欲しかったかも。最後の最後の場面って、その他の場面でも、多々感じていた
「違○感がMAX」
になったシーンでもありました(笑)。

● 作品評 ☆☆~☆☆☆


○ Avant-garde?
まあ、逆に言えば、そういったところが、この作品の
「斬新さ」
なのかもしれませんね。この作品もそうでしたが、次の
『蒼穹の昴』
についても、(相当昔に読んだので、ストーリーは殆ど覚えていないのですが) 多数の登場人物が、複雑に絡み合う、所謂
「大河ドラマ的」
物語であり、その主題も、あまり
「TAKARAZUKA向き」
だったとは思えないのですが...とはいえ、それは
「野口先生」「原田先生」
お二人の、上に書いた
「王道 (マン○リ?) 的なものを打ち破ろう」
とする意欲 (危機感?) を表している気もしています。



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