脚本・演出/木村 信司
令和4年2月27日(日) 星組・御園座 2階11列最上手側B席
さて、今回のお席は、
「最後列の一つ前の隅っこ」
でしたから、ひたすらオペラ見するしかないかな...とか思っていました...が、そんなことはありませんでした。
「はるか遠い」
って感じはなく、舞台全体が良く見えるし、肉眼でも表情の動きが分かります (とはいえ、オペラも大分併用しましたが (笑))。そして
「音響がよかった」
音楽の耳辺りが良いし、セリフもよく聞き取れます。やはり、音響設備については、まだまだ改善の余地があるのではないでしょうか。ムラも東宝も...って、まあそんな余裕はないでしょうが...
○ Nothing?
一方
「ビジュアル一新の○影響」
が殆どなかったのは、
⑥ アイーダ 舞空 瞳(102期・首席 「ひっとん」「なこ」) 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
「ひっとんちゃんアイーダ」でしたね。むしろ、何気に「ラダメスよりも高品質の服を着ているんじゃない?」疑惑さえ...(笑)。はともかく、ひっとんちゃん、さすがの (首席の名に恥じない)
「高レベルパフォーマンス」
でしたね。とはいえ、
「数々の難曲」
を完全に歌いこなせてはおらず、「音程のわずかな乱れ」が散見されて、
「歌いこなすので精一杯」
な感が無きにしも非ずだったかな。
「みりおんアイーダ 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆☆」
の地声を巧みに織り交ぜての
「表現力豊かな歌唱の素晴らしさ」
に改めて気づかされたというところもありました。
○ My Best
実際に観劇もしていますが (すっかり忘却の彼方なので (笑))、一昨日、
「’15年・宙組・千秋楽」
を映像で見返しました。
「パフォーマンス・レベル」
では、「102期・首席」をも超えて、やはり
「みりりんアイーダ」
が最高でしょう (映像しか知りませんが、あの「とうこさん」をも上回っていると思う)。それでもなお、私にとっての「ベスト・アイーダ」は、
「まどかちゃんアイーダ 芝居 ☆☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆~☆☆☆☆」
で、変わりませんでした。まどかちゃんは、この時、何と、まだ
「研2!」
勿論、技術的にはまだまだ未熟で、「歌うだけで精一杯」なところも「ひっとんちゃん」以上 (でしたが、それでも、その「歌声には確かな魅力」がある) 。ただし、歴代アイーダ4人 (ちなみに、あまりの歌唱の○さに選外1名あり) とも、
「誇り高く穢れを知らない」
という点では同様だと思うのですが、「まどかちゃんアイーダ」こそ、正に、生贄となった
「儚い生命」
という感じがするんですよね...(とはいえ、『月の満ちるころ』のシーンは「大千秋楽のまぁみり」が最高かもしれない。あの流涙と、それを拭うラダメスの仕草...。未見の方がいらっしゃれば、是非スカステ映像をご覧ください)。
まどかちゃん自身、未だにこれ以上の「はまり役」はないようにさえ思います (次点は、勿論『アナスタシア』)。そして、この研2でのパフォーマンスで、今に至るその将来像が決定的になったのでしょう。とはいえ、「みりおん」もまた、このアイーダが最高のはまり役だった気もしますね。
○ The Strongest?
ところで、この女性の
「芯の強さ」
という点では、「ひっとんちゃんアイーダ」が「最強 (?)」だった気がします。
「とうこさんアイーダ」
は映像でしか知りませんが、意外に (?)「儚き女性」的なつくりだった気がするし。「まどかちゃんアイーダ」とは違って、「ひっとんちゃんアイーダ」は
「一人でもしっかりと生きていける」
...って気もしたけれど、その強さゆえに、却って、ああいった道を選びそうでもありましたね。いずれにしても、
『月の満ちるころまで』
で、「○腺が崩壊」するのは、皆一緒でした(笑)。そして、「みりおんアイーダ」と「ひっとんちゃんアイーダ」では、同曲での最後のデュエダンで、さらにとどめもさされました(笑)。そうそう、デュエダンといえば、
「リフト」
も見事でしたね。「まぁみり」の「ダイナミックな魅力」とは、また違う、
「美しさ」
を強く感じるリフトでした。
○ 大健闘
さて、専科さんでなければ、まあこの方だとは思っていました。
⑦ アモナスロ 輝咲 玲央(92期 「レオ」「サム」「エミリ」) 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
役作りは、ほぼ「HIROさま」準拠でしたが、その「大きさ」を活かして、
「より強く、より黒い」
感じが出ていて、とても素晴らしい芝居でした (それで、益々この人物が大○いになりましたけど (笑))。歌唱の方も、高いパートもしっかりと歌いきっていて聞きごたえがありました。
「影のMVP」
ってとこでしょうか。
○ WHO?
いや、ちょっと待てよ...。こっちがレオ君かと思っていたんだっけ...(笑)。
⑧ ファラオ 悠真 倫(81期 「まりん」「るいこ」) 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
ファラオといえば、「チャル様」でしたから、その退団発表があった時に、「もう王家はみれないかな...」って思ったことを覚えています。最初は、「こんな○顔の生徒さん、星組にいたっけ...」とか考えていましたが、歌声を聞いているうちに「正体」が分かりました(笑)。衣装はともかく、とても
「立派 (?)」
な王様になられた感じでしたが、「チャル様」のあの独特の枯れた感じ (?) と声の響きに
「ファラオの神秘性 (?)」
みたいなものを感じていたところもあったので、一長一短といったところでしょうか(笑)。ただし、この公演では
「ファラオの楽曲を堪能」
できるという新たな魅力が付け加わっていたのは間違いありません。カーテンコールでの「チャーミングさ」も一級品でしたね(笑)。まりんさん、グッジョブです!
それにしても素晴らしい作品でした。本公演で、ちゃんとした衣装でもう一度...というか、何度でも観てみたいけれど...私の残り時間では望み薄でしょうか...。もしも、ひっとんちゃんが花組に残って、まどかちゃんが星組に落下傘して、本公演で、この作品が再演されるというパラレルワールドがあるのなら、是非「異世界転生」してみたいものです...(笑)。
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