原作/山本 周五郎
脚本/柴田 侑宏 演出/小柳 奈穂子
令和3年10月31日 12時公演 3階B列下手側
博多座は、花組の『あかねさす』以来なので、3年ぶり...。前夜のおすしとラーメンがとても美味しくて...また来たいですね(笑)。来年は、どの組の、どんな演目で、いつなのかな?
[解説]
山本周五郎の「柳橋物語」「ひとでなし」の二作品をもとに、柴田侑宏が描きあげた『川霧の橋』。江戸隅田川界隈を舞台に、大きな運命の流れに弄ばれながらも懸命に生きていく若者たちの姿を綴ったこの作品は、1990年に月組の剣幸とこだま愛のさよなら公演として上演され、その情趣溢れる舞台は絶賛を博しました。純粋な愛の哀しさや様々な人間模様を鮮烈に浮かび上がらせた傑作の初の再演に、新トップコンビ、月城かなとと海乃美月を中心とした月組が挑みます。
● ストーリー ☆☆☆☆☆
一言でいえば
「さすが、柴田先生...」
って印象でしょうか。それにしても、あの
「鮮烈な冒頭シーン」
が、ああいったところに繋がっているとは予想だにしませんでした。
「男女5人」
を、中心に、様々物語が紡がれていきながら、全ての伏線を回収しつつ、
「素晴らしいエンディング」
を迎える...。ここまで、
「ハイクオリティーな物語」
は、滅多にお目にかかれない...って、いや、同じく和物の
『桜嵐記』
も、素晴らしい作品でしたね...。直前みたのが、
「星組の和物」
だったので、その印象が強くて......そして、次は
『元禄バロックロック』
なのか...。
① 月城 かなと 幸次郎 ☆☆☆☆☆
間違いなく、この舞台の
「MVP」
でしょう。そして、さすが、
「和物の雪組 (?)」
って思ったような...(笑)。
...はともかく、とにかく、めっちゃ
「はまり役」
で、「あて書き」のようでした。不器用で、ちょっと
「渋めの大人の男役」
が、持ちキャラに、ピッタリ合っている感じでした。
② 海乃 美月 お光 ☆☆☆☆
正直なところ
「少女時代」
については、ちょっと
「フレッシュさ」
が足りないかな...って思ったけれど
「大人の女性」
になってからの芝居については
「非の打ち所がない」
といった感じだったでしょう。
● 作品評 ☆☆☆☆☆ / 総評 ☆☆☆☆
まさに
「プレお披露目公演」
に相応しい、このお二人にピッタリの素晴らしい演目でした。ただし、真ん中周辺は良かったけれど、もう少し、その周辺に
「芸達者」
が欲しかった気もします。もしも
「おだちん」「からんちゃん」「やすのちゃん」
辺りがいれば...ってとこかな。
にほんブログ村