ロミオとジュリエット ⑩ ’21年・星組・宝塚 「夢と現実と魔法?」  | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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My Favorites:
①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

『ロミオとジュリエット』Roméo & Juliette
原作/ウィリアム・シェイクスピア  作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池 修一郎  演出/稲葉 太地

令和3年3月20日 宝塚大劇場 15時30分公演 1階24列センターS席

前回の続きです。

○ 今更...

第2幕第5場 ロミオの心象


ここで、あの曲が、もう一度、歌われます。

”僕は怖い(リプライズ)J'ai peur” ☆☆☆☆☆

この
「絶唱」
を、軽々とこなしている...
...ことには、今更驚きませんけど(笑)、
...でも、やっぱり凄いな...。


○ 夢...

第2幕第6場A ジュリエットの居室
第2幕第6場B ロレンス神父の庵

”神はまだお見捨てにはならない” ☆☆☆☆

神父様と乳母の
「年長者らしい」
温かな言葉に胸打たれ、そして、
「神父様が仰る様な未来」
だったら、どんなに...と、とても切なくなるシーンでもあります。また、わたし的には

⑪ 有沙 瞳(98期・19番・研9 「みほ」「くらっち」) 乳母  芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆

「くらっち/乳母」の歌唱では、ここが
”My Favorite”
でした。


○ 一夜限り...

第2幕第7場 ジュリエットの寝室

”ひばりの歌声 Le Chant de l'alouette” ☆☆☆☆

「初夜」

を終えて、二人とも、少し大人になったでしょうか。とはいえ、まだまだ若い二人...さらに
「別れがたく」
なるのは、ごく自然なことでしょう。それにしても
「美しい曲」
ですね。


○ 現実...

第2幕第8場 キャピュレット家内

”明日には式を Demain” ☆☆


しかし、容赦なく、現実が押し寄せてくる...。この第7場、第8場には、ある意味、
「本当のジュリエット」
というものが良く表現されている気がします。そして、ここでの
「乳母の手のひら返し (?)
には、少々驚かされますが、確かに、現実的な
「大人の考え」
ではありますね。ところで、「A:マーキューシオ」でもある

⑬ 極美 慎(100期・22番・研7 「しん」「かりん」) パリス伯爵 ☆☆☆☆☆

「しん君」のパリスは、この舞台中
「最高のはまり役」
だったかもしれません。ここの
「ホンモノ感」
もハンパなかった(笑)。歴代でも最高かも? ここも、きっと「B」の方がいいでしょうね。


○ Good Job?
...はともかく、初観劇前は、ここは、
「HIRO様の特出かな?」
とか思っていたのに...観てみたら「違う方みたい...」 でも、メイクが濃くて、なかなか、どなたなのか分からなかった記憶があります(笑)。

⑭ 天寿 光希(91期・首席・研16 「みっきぃ」) キャピュレット卿 芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆

例によって、やや「○○とらしい/○い」けど、芝居はまずまず、ただし、少々「発声が○い」タイプだけに、初観劇の時には、結構
「ミュージカル関門」
感があった気がしましたが...

”娘よ Avoir une fille” ☆☆☆

急にヴォリュームが大きくなり、盛大にエコー処理が掛けられていて...問題なく
「関門スルー」
でした (とはいえ、音程どりは、やや○しいとこあり)。ここは
「大坪先生」
のグッジョブだったでしょうか(笑)。


○ 謎?

第2幕第9場 マントヴァの街~ロレンス神父の庵

”彼女なしの人生 Sans Elle” ☆☆☆


さて、とりあえず、ロミオは
「ジュリエットなし」
でも生きてはいるようですが、

第2幕第10場 ヴェローナ市街あちこち

”狂気の沙汰(リプライズ)~服毒” ☆☆☆

動物は
「呼吸なしでは生きていけない」
ので、
「死んだように」
静かに眠っていて、起こそうとしても、
「目が覚めない」
といった状態は作り出せますが (要するに「麻酔」ですね)
「息が止まって」
いれば、本当に死んでしまいます...ので、ここが、この作品の中で、
「最大のフィクション」
な訳ですが...そんなことを突っ込むのは「ヤボの極み」ですし、シェイクスピア世界には、『マクベス』に出てくる、例の「綺麗は汚い」と唱える「魔女」とかもいるわけですから、一種の
「マジック・アイテム (?)
と考えればいいのでしょう、きっと...(笑)

...はともかく、この場面の
「大合唱~+ソロ~+ソロ」
という楽曲構成は、とても聞きごたえがありますね。
「ミュージカルの醍醐味」
を感じさせてくれます。



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