作曲・作詞/ラインハルト・フェンドリッヒ,脚本/ティトゥス・ホフマン、クリスティアン・シュトゥルペック,オリジナル・プロダクション/ウィーン劇場協会
潤色・演出/齋藤 吉正
令和元年10月14日 午後15時公演 1階7列やや上手側センターSS席
さて、午後は、SS席...の「一番後ろ」でした。
○ The Second Surprise
いや、こっちの方が出るの早いから、“Wo gehör’ ich hin”は、“The First Impact”で、こっちが、“The First Surpirise”かな?
② 光月 るう(88期・7番 「るう」「るみこ」) エルフィー・シュラット[ホテルのコンシェルジュ] 芝居 ☆☆ / 歌唱 ☆☆☆
全然「予習しない派」なので、
「女役」
ってことすら忘れていました。実際の舞台を見て、そういえば、「タカニュの初日映像」で、ドレス姿を見たことを思い出したりしてました(笑)。ただし、本当に驚いたのは、この人物が
「コメディーの中心」
の一人だったことの方でしょうか。まさか、
「組長さん」
が、こんなに出しゃば...じゃなくて
「大活躍」
するとは思いませんでした。まあ、「すーさん」もそんなとこありましたけど(笑)。ただし、従来の宝塚であれば、ここは
「専科様」
の役どころでは? っていう感は否めない...。数年前だったら、たぶん「いっちゃん様」のはまり役になっていたのではないのかな...。現在では、本公演で、ここまでの「出ずっぱり」だと、ちょっと厳しいのでしょうか...。さて、「るうさん」も成績順通りの
「実力派」
ですが、芝居の持ち味は、ややシリアス系なのかな? 滑舌、台詞回し、感情表現などは、きちんとしているものの
「コメディエンヌ」
としての芸としては、及第点はあげられないでしょう。明らかに
「笑いがとり切れていない」
ですものね。実際「クスクス」は、結構あるものの、「爆笑」は、殆どなかったし...。逆に言えば、ここが良くなると、さらに
「楽しい舞台」
となるでしょう。「私の次」は、多分東京なので、さらなる進化を期待しています。
○ いつも通り...
さて、「海外μ」ですし、主人公とヒロインは、はっきりとしているものの...いつものような、
「明らかな二番手役」
といった存在はいなかったようにも思います。
リチャード、パブロ、エルフィー、フェリックス、ロミー、ヴォルフガング...
いずれも、
「物語に欠かせない大切な役どころ」
でした。とはいえ、リチャードは、ジョージとエマに、はっきり
「対峙する立ち位置」
なので、二番手役としては妥当でしょう。
でも、コメデイーの中心的存在である、↑のエルフィー、そして、この役の方が、リチャードよりも目立っていたような気もします(笑)。少なくとも、パブロよりは、大きな役に見えました。さて、そんな大切な役に来たのは、↑の「るうさん」の「12期下」、いまだ
「新公学年」
のはずなんですけど...
③ 風間 柚乃(100期・9番 「おだちん」「ゆの」) フェリックス・モーザー[ホテルのフロント係] 芝居 ☆☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
はい、もう、こういった、何だか「ARIちゃん」よりも重要っぽい役どころに来ても、誰も驚かないでしょう。実際、国際フォーラムの『OTT』でも、「ARIちゃん」と対等 (以上?) に渡り合っていましたものね。今回の
「コメディアン」
ぶりも、十分に及第点。芝居に、何とも言えない愛嬌があって...
「笑いをとる」
という点でも、↑の「るうさん」を、明らかに上回っていました。前回の、超渋い「カストロ」とは、まるで別人ですものね...。まだ
「研6」
なのに、
「コメディー~シリアスな芝居」
まで、こんなに出来ちゃって...その上、単に
「歌ウマ」
というだけでなく、飛び切り
「強靭な響きの声」
の持ち主...。一体、どこまでいっちゃうのでしょう。そういえば、
「新公エルフィー」
なんですよね...。おそらく
「本役超え」
は固いでしょう...。ここは、見に行きたいな...。
○ 耀き
ということで、芝居の中での存在感は、2期下さんにやや負けていたような気もしますが...
④ 暁 千星(98期・首席 「ARI」) パブロ・ガルシア[アルゼンチン代表のサッカー選手] 芝居 ☆☆☆ / 歌唱 ☆☆☆☆
一応、とても男っぽい (?) 役で、やや
「可愛らしい系」
容貌の「ARIちゃん」には合わない...ってことは、今や全然ないですね。「お鬚」もよく似合っていて、とってもカッコよく、舞台に現れた時の
“ザ・スター”
感では、「おだちん」を軽くノックアウト...かな...。歌声も、おだちんとは、また違う
「キラキラと耀く」
ような響きがあって、ハッと耳を惹きつけられる感じがあります。今回は、こんな役 (?) でしたが、その所謂
「スター・オーラ」
からも、いつも通り
「必ず、その時」
が来ることを確信させてくれました。そして、持ち味が全く違う、二人のスター
「ARI & YUNO」
の並びを、是非
「トップ & 二番手」
で見てみたいものです。
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