Classical BIJOU ⑤ ‘17年・宙組・東京 「終わりよければ...」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

My Favorites:
①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

レヴューロマン『クラシカル ビジュー』
作・演出/稲葉 太地

平成29年11月3日 宙組・東京宝塚劇場 11時公演 1階16列上手側S席 / 15時30分公演 1階24列下手側S席, 11月4日 15時30分公演 1階14列下手側S席, 11月5日 11時公演 2階14列最上手側B席 / 15時30分公演 1階24列下手側S席

ちょっと辛口評になっていましたが、このショーは、ホントーに
「ここから!!」
なんですよね


S9 Amethyst (継がれる輝き)  音楽/高橋恵  振付/若央りさ  ☆☆☆

S9は、まぁ様を中心にして、組子総出で、まぁ様への想いを歌うような場面で、いかにもトップ卒業公演らしい、ありがちとも言えそうだけど、やっぱりとてもいいシーンです。
ただし、むしろ、これからの盛り上がりが凄い。


S10A Bijou I (美宙)  音楽/太田健  振付/羽山紀代美  ☆☆☆☆
S10B Bijou I (美宙)  音楽/太田健  振付/羽山紀代美  ☆☆☆☆☆


S10 まぁ様らしい、
「一人だけのダンス」
に『HOT EYES!!』のあのシーンを思い起こしたり、銀橋でのジャンプにも色々と思い出して、ジーンとしていると、
続いての娘役さんたちとの群舞の美しさにテンションが上がり、
そしてついに
「黒燕尾」
が始まる。雄大な音楽、素晴らしい群舞に、涙腺が危なくなります。そういえば、まぁ様の燕尾服、
「キラキラがついていません」
ね。私は、東京でようやく気付きました。、まぁ、そんなの全然関係ないですものね。
ここまでは、色々なシーンがあったけれど
「ここを見るだけで...」
という気にさせられる...。そして、


S11 Bijou II (永遠)  音楽/太田健  振付/羽山紀代美  ☆☆☆☆

S11 まず「せーこさん」が大階段を少し上がった位置で歌いだし、舞台上では、宙組の主要メンバーとまぁ様が、最後の挨拶を交わす的な感じの展開、そして、せーこさんの歌が終わり、まぁ様が歌いながら銀橋へと...。その歌声がまた素晴らしくて...。

でも、やっぱり、ここは
「デュエットダンス、そして、あの華麗なリフトがみれない寂しさ」
もいつも感じてしまう場面でもあります。


○ まとめ

S1 → S2○ → S3△ → S4△ → S5× → S6△ → S7○ → S8△ → S9○ → S10◎ → S11○ → S12 

こんな感じかな。最後の盛り上がり、質の高さが際立って、まさに
「終わりよければ、全てよし」
という感じだけど...、もう一工夫欲しい場面もかなり多いので

● 作品評価 ☆☆☆

「色とりどりの煌めきを放つ宙組メンバーを、あまたの宝石になぞらえた場面で構成するレヴュー作品」
このコンセプトが、稲場先生の世界に、今一つフィットしなかったんじゃないでしょうか。

本来、ショーと言うのは、トップスターの実力、すなわち歌唱力やダンス技術が、露わになって、それが、観ての満足感にそのまま直結しやすいところがあるはずなのに、トップの力量的には比べるまでもない『カルーセル輪舞曲』の方が、ショー作品としては、より楽しめるように感じるくらいですから。


○ The Show Star

ショーをみると、さらに実感するのは、ダンス、歌唱の実力、そしてその美しいスター・オーラ...。二番手スターを含めて、全く他を寄せ付けない、真ん中感...。
特に、最後の公演で、歌唱力が、さらに一段階レベルが上がった感じがして...。
まだまだまだまだ、やれるはずなのに...。

① 朝夏 まなと(88期・10番 「まぁ」「まなと」)  歌唱 ☆☆☆☆☆ / ダンス ☆☆☆☆


ゆりかちゃんは...。ダンスは勿論、歌唱的にも、はっきりと差を感じます。声量は十分で、かなり個性的な声質での歌には、独特の魅力があるけれど。やはり、まぁ様の伸びやかな歌声を比べてしまうと...。あと、少し身体が固い感じがしますね。動きにキレと優美がやや欠けているというか...。まあ、この辺は、まぁ様が凄すぎるとも言えますけど...。
きっと、新生宙組では、今とはかなり違ったショーの魅せ方になるのでしょうね。

② 真風 涼帆(92期・15番 「ゆりか」「すずほ」)  歌唱 ☆☆☆ / ダンス ☆☆☆


あいちゃんも、同じような傾向が...。でも、キザリとかが凄いから、結構ショースターとして見ていて楽しいかも。ただ、真ん中が務まるかは...。

③ 愛月 ひかる(93期・20番 「あい」「ちゃんさん」)  歌唱 ☆☆☆ / ダンス ☆☆☆


さて、女性陣ですが、まどかちゃんも、ゆうりちゃんも、それほど目立っている場面はなかったような気もします。「乙姫様?」 と 「マフィアのボスの女?」「王冠にとりついた悪霊?」 だから、やっぱり、ゆうりちゃんの方が、ヒロイン・ポジションでしょうか?
とはいえ、がっつり歌う訳でもなかったし、デュエットダンスもなかったので、やはり、
「トップ娘役不在を感じるショー」
だったでしょう。

歌では、あおいさんとせーこさんの記憶しか定かではないけれど、まどかちゃんは、しっかりと歌える実力があるはずです。ダンスも、今回のショーではあまり印象が残っていないけれど、きっちりと踊れるはず。

そういった意味で、特にショー作品では、ゆりかちゃんのサポートとして、よいコンビになりそうですね。ただし、芝居の方は、どうしても役柄を選ぶ感があって、「まかまど」は、ややイメージが湧きずらい。
そちらのコンビネーションでは、「まかうら」の方が、イメージしやすいでしょうか。でも、ショー作品で、歌唱/ダンスで魅せるとなると、このコンビだと、ちょっと...。キキちゃんのサポートでは足りなそう...。

④ 星風 まどか(100期・3番 「まどか」)  歌唱 ☆☆☆☆

⑤ 伶美 うらら(95期・29番 「ゆうり」)  ダンス ☆☆☆



maamaka

ショーというのは、美貌やそれを活かした演技・芝居的要素だけでは真ん中は務まらないように思えます。
ダンス技術、歌唱力といったところの、本当の実力が露わになるところがありますね。
そういった意味でも、美貌、芝居、ダンス、歌唱と4拍子揃っている、現トップスターは、
「ショースターとしても最高」
のトップスターと言えるでしょう (みりおんもまた、そうでしたね...)
現二番手も、現3番手も、次期二番手も、まだまだ、まぁ様の領域は遠い...。
繰り返しになっちゃいますけど
「どうして、やめちゃうんですか...」
が、見終っての不変の感想になっちゃいます。

いよいよ、その時まで、あと4日...。


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村