Santé!!③ ‘17年・花組・東京 「ここだけかな...」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

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①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

レビュー・ファンタスティーク『Santé!!』~最高級ワインをあなたに~
作・演出/藤井 大介

平成29年7月30日花組・東京宝塚劇場 午前11時・1階15列最下手側S席,午後15時30分・1階12列下手側S席

芝居がbrush upされて、公演全体の満足度が↑↑している気がしています。結局、日曜日の公演をもう1枚追加しました。東京では、あと○回は観れそうです(嬉)。でも、運転免許の更新を忘れていて、『All for One』は観劇1回減になりました...(涙)。

第6章 オドゥール・ドゥ・トレファクシオン(ローストの香り)  音楽/手島恭子  振付/KAZUMI-BOY
第15場 シャブリ(硝煙香)  ☆☆☆☆
第16場 サロン(ロースト香)  ☆☆☆☆☆


○ とても濃厚な味わい...
高○格銘酒ひしめくブルゴーニュ白ワインの中で、シャブリは比較的リーズナブルなものが多いのですが、硝煙香がするとなると、シャブリでもグラン・クリュ・クラスで、しかもしばらくセラーでねかせておく必要がありそう...。そして、シャンパーニュ・サロン...は、高すぎて飲んだことありません(笑)
まあ、そんなことはどうでもいいのですが、今回のショーは、
”専科様が大活躍”
のパターンでしたね。かなり出番自体も多くて...、第5場だったかな? マギーさんとみりりんの銀橋での絡みは、元々月組で過ごした間柄を、どうしても感じようとしてしまいます。
さらに、この
”専科様主役の場面”
までありました...。そういったキャスティングについては、色々なご意見があるようですが...。

この場面を作るとすれば、主役は「けいこさん」しかありえないでしょうし...、その場合の相手役は、どう考えても、「マギーさん」しかいない...(あきら君なら...やっぱ、ちょっと貫録○けっぽい (笑))。「ゆきちゃん」と「みりりん」でも出来たでしょうが、どちらのペアがより相応しいかと考えると...。
濃ーくて、深ーい大人の情感が漂い...こちらこそが“La-Tache”(第8場) という感じがします。
そして、この場面、私自身は、このショーを素晴らしいものとした大きな要素の一つとも思っています。

① 美穂 圭子(75期・3番 「けいこ」)  ☆☆☆☆
② 星条 海斗(86期・17番 「マギー」「りっちゃん」)  ☆☆☆


けいこさんの歌唱については、さすがに全盛期は過ぎつつあるのかなと思っていますが、ここのÉdith Piafは、まさにはまり役だったでしょう。
マギーさんも、その貫録十分のけいこさんを真正面から真っ向 (?) 受け止めていて...しっかり専科さんの芸...。
あとは、第11場での、同期の「じゅりあ」さんとの銀橋渡りも印象的でしたね (でも、芝居でもショーでも、ちょっと 《副組長さんの割に》 目立ちすぎでは? そういうのって、月組新組長もそうだから、86期のあるある?(笑))

③ 花野じゅりあ(86期・26番 「じゅりあ」)  ☆☆☆

まあ、特に芝居での“濃い系・美(魔/妖/○)女系”なら、花組内で他を寄せ付けないのも事実ですけど(笑)


第7章 スー・ボア(土の香り)  音楽/手島恭子  振付/羽山紀代美
第17場 マルケス・デル・ロメラル(枯葉)  ☆☆
第18場 シャトー・シャロン・レゼルヴ(湿った麦わら)  ☆☆☆
第19場 シャトー・ペトリュス(トリュフ)  ☆☆☆☆


○ お馴染みの (?) “○と復活” という感じの場面...
最近の宝塚のショーでは、もはや定番みたいな感じ...
ですけど、(食傷気味ということもあるかもしれないけれど) はっきりいって、テーマ自体が、個人的には、あんまり好きじゃありません。
最近だと、
雪組『Greatest HITS!』 第7場 This is the World
が、最も強烈で...だいもんのパフォーマンスは凄まじかったけど、正直ついていけませんでした (目を背けたく...)

今回のショーだと、この
第17場 マルケス・デル・ロメラル(枯葉)
がそれにあたる感じ...。第16場からのつながりもしっかりと感じられ、流れ的にはとても良い感じだし、キキちゃんが、二番手らしく頑張っているし、みりりんのパフォーマンスにも文句のつけようないし、組子の皆さんも凄く頑張っているのだけれど、凄く頑張っているだけに
「私が、宝塚でみたいのは、こういうものじゃないかな...」
と思ってしまうところがあります。
そして、続く、
第18場 シャトー・シャロン・レゼルヴ
では、くりすちゃんの良く通る透明度の高い歌声に心癒されることになりますが...。

④ 音くり寿(100期・2番 「くり」「くりす」)  歌唱 ☆☆☆☆

おとくりちゃん、白くてひらひらも可愛いけれど、本職はやっぱりこっちかな。いつも難しそうな曲を軽々と歌いこなしていて、あの小柄な身体から響きわたる声に、ちょっとビックリさせされます。ヒロイン的な適性については、ちょっと役柄が限られそう...。でも、これからですね。


○ 宗教的なテーマ?
“○と復活”というテーマ自体、キリスト教的なところがあり、さらに、キリスト教の教義として
“パンは「キリストの身体(肉)」、ワインは「キリストの血」“
というものがありますから、ワインを主題としたこのショーで、こういった場面があることは想定内とも言えるのですが...
第17場の強烈さだけでなく、第17場~第18場は
「あまりにも、宗教的すぎる」
ように感じられてなりませんでした。しかも、カトリックから見れば、所詮“異端”,“カルト”的だし...、世界にはキリスト教以外の宗教を信奉される方が沢山いらっしゃるわけだし...、
ちょっとここまでdeepな表現にしてしまうのは、如何なものかと...

そして、
第19場 シャトー・ペトリュス
では、一気に明転して、みりおちゃんの素晴らしい歌声で明るい曲調を堪能して、一種のカタルシスが生まれます...
が、第17場~第18場と第19場とは、あまりも落差が大きすぎて、うまくつながっていない感は否めないとも思いました。


○ 二つのシリアス・シーン
このショーでの最もシリアスなシーン二つ、わたし的には、ダンゼン第6章でした。
本当に素晴らしいショー作品だと思っていますが、あえて言えば、この作品では
「第7章だけかな...」

ところで、“Chateau Petrus”って、ロマコンの次に高額なワインかも...。勿論、今までも、(残り少ない?) これからも、絶対に味わうことはありません(笑)。
ちなみに、“Marques del Romeral””Chateau-Chalon“も全然知らないワインでした。前者はスペイン、後者は、フランスのスイスに近いエリアのワインのようですね。

あとは、最後の〆ですが...長くなり過ぎるので、稿を改めて...


yes
(「過ぎたるは及ばざるが如し」とも申しますが...。もう少し、ファンタジックにした方が...)


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