こうもり⑦  ‘16年・星組・東京宝塚劇場 「もう、びっくり!」 | To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

To TAKARAZUKA once a month at leastー観劇・備忘録

My Favorites:
①ちーずちゃん ②はばまいちゃん ③たけちゃん ④こっちゃん ⑤キキちゃん
①20世紀号 ②1789 ③ファントム ④王家に捧ぐ歌
①とうこさん ②あさこさん
①あすかさん ②おはなさま 

MUSICAL『こうもり』 …こうもり博士の愉快な復讐劇… -ヨハン・シュトラウス二世 オペレッタ「こうもり」より-  脚本・演出/谷 正純  作曲・編曲/吉崎憲治  編曲/植田浩徳  振付/尚すみれ,山村友五郎  装置/新宮有紀  衣装監修/任田幾英  衣装/加藤真美  平成28年5月15日15時30分公演 1階17列上手S席


今日は雨。仕事は...、ヒマです...(あんまり、ヒマでも困りますね(笑))

ムラと比べて、個々の方々のパフォーマンスは?

● 出演者評価

北翔 海莉(84期)  ファルケ博士  演技 ☆☆☆☆  歌 ☆☆☆☆☆
ムラと変わらず、高レベル安定でした。
この作品の最高のお楽しみどころの一つは、勿論みっちゃんの見事な歌唱です。ソロ~デュエット的な歌が、6曲ほどあり。原作オペレッタの楽曲と宝塚オリジナル曲が3曲ずつ。その他、メインと言うほどでないものの、しっかりとパートを受け持つ曲も5つほど。計11曲。勿論、ショーでも歌いまくり。
この公演の楽しみ方の一つは、『北翔海莉・コンサート』といったところでしょうか。

妃海 風(95期)  アデーレ  演技 ☆☆☆☆  歌 ☆☆☆☆☆
3月の観劇「さすが、ふうちゃん、なかなかやるなー。でも、少し...。そこは仕方ないかな」 4月の観劇「3月とは全然違う。高いところまで、よく声が伸びて、素晴らしい歌唱。ふうちゃんって凄い」と思っておりましたが...
今回...「えっ?!」

3月20日の初観劇も良い出来だったのですが、4月16日 17日の公演ではさらに、さらに良くなっていて、しっかりと歌を自分のものにしたと思っておりましたが...。
何と、今回の公演では、もっと良くなっている。音程が確固とした揺るぎないものとなり、声の響きもさらに向上。
日本語でのコロラトゥーラって、めっちゃ難しそうで、3月は、「何んとかこなしています」感が確かにあったのですが...、もはや音程も含め全然問題なし。あの早口で歌って、言葉がきちんと聞き取れるのも、本当に凄い (この能力、ア○ちゃんに半分、分けてあげたい(笑))
どこまでも、みっちゃんレベルについていくんですね...。
これは、何とか (何としても) バウにも行かないと...。

紅 ゆずる(88期)   ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン侯爵  演技 ☆☆☆☆  歌 ☆☆☆
さゆみさんもかなり歌っている感じ。でも、ソロ歌はなくて、メインは、二重唱的な曲が2つだったかな。音程が良く取れた良い歌唱でした。
コメディー芝居も固まってきて、ちょこちょこアドリブを入れつつ、さすがの間の取り方で、客席をさらっていきますね。

汝鳥 伶(57期)   ラート教授  演技 ☆☆☆  歌 ☆☆☆☆
第5場での、ユウさまのあのソロ歌は...、もう一つの主題歌。あの場面は、この作品の白眉。ムラでの観劇時は「こんなに歌われて、ノド大丈夫かな?」とか思っていたような気が...。東京でも朗々と声を響かせ、味わい深く、見事な歌唱! 素晴らしいです (お見逸れ致しておりました。申し訳ございません)

礼 真琴(95期)   アルフレード  演技 ☆☆☆☆  歌 ☆☆☆☆
歌が少ない...。まあ、役柄上、こっちゃんはこの役しかないと思っていたし、そうすると、メインの歌は1曲しかないですからね。ただし、第2場では、さゆみさんとの歌比べ?があって、色々考えさせられました (○事とかについて。また、人○ネタを書いてしまうかも...。○癖ですね)

綺咲 愛里(96期)   イーダ  演技 ☆☆☆☆  歌 ☆☆☆
本当に、ピッタリの役どころでしたね。とても可愛らしいジェンヌさん。歌も (黒豹の頃よりは、ずっと) 良くなってきているように思えます (サラの歌は、なかなか良い出来でした)。どの位、役柄の幅をこなせるかでしょうか。

星条 海斗(86期)   オルロフスキー公爵  演技 ☆☆☆  歌 ☆☆☆☆
アドリブネタも固まりつつあり、いくつかを日替わりで展開中かな? あと、見事なファルセットを披露。

⑧ 夢妃 杏瑠(93期)   ロザリンデ  ☆☆☆ 
⑨ 十輝 いりす(85期)   フランク  ☆☆☆  
⑩ 七海 ひろき(89期)   ブリント  ☆☆
⑪ 美稀 千種(79期)   フロッシュ  ☆☆☆☆
4人は...、あまり変わりなかったかな。やっぱり、ちぐさんの芸が最高です。


● ちょっと、気になった点
「どうして、マデイラ・ワインなんでしょう?」 マデイラ・ワインは、ポルトガル領のマデイラ島で造られている酒精強化ワイン (要するに、ワインにアルコールを添加したもの。でも、アルコール度数は20%前後なので、それほど強い酒ではありません)。ロシアとは無関係の飲み物。
原作オペレッタで、アイゼンシュタインが飲ませられるのは、もちろんウォッカです。ウォッカのアルコール度数は、平均でも40%! 96%!!のものもあるというから...。そっかー、ウォッカをあんなに飲ませられたら、急性アルコール中毒で○○世行きになりかねないからでしょうか。


● 忘れないうちに、『THE ENTERTAINER!』 第3章 ジョンソンのアドリブを

5/14 15:30
ジョンソン「今日から、初夏のような陽気と言われたんじゃが、この暑さで...(かなり長くて、忘れた)...頭がはげそうなんじゃ」
ベニー「知らなかったの、もう禿げてるわよ」
ジョンソン「ええーっ」

5/15 11:00
ジョンソン「ほれ、あんたにも忘れられない人っておるでしょう。わしも、106まで生きて、たくさんおるんじゃが、その忘れられない人の名前が、どーしても、一人も思い出せないんじゃ」 (会場・大爆笑)
ベニー「(笑)もう、あんたの言うこと聞いて、思わず、笑っちゃったわよ。楽屋にもどって、ゆっくり考えれば、一人位思い出せるわよ。 やり直し!」

5/15 15:30
『こうもり』第5場 
オルロフスキー「(シャンパンは) 2階ロビーで、沢山売っておる」 ファルケ「今日は紅ゆずるさんが、おごってくれるそうでーす」 アイゼンシュタイン「ちがーう!! そんなこと言ってなーい!!」 (会場・大爆笑)
『THE ENTERTAINER!』第3章
ジョンソン「休憩時間にのどが渇いて、ロビーでシャンパンを注文したんじゃが、今日は、紅ゆずるさんのおごりだと聞いていたのに、1000円もとられたんじゃ」 (会場・大爆笑)
ベニー「私は、おごるなんて言ってないわよ!! やり直し!」


アデーレ
(底知れぬ潜在能力。私の初観劇/ムラ公演3日目とはもはや「別人?」の歌唱。でも、サラの時もそうだったですよね...《BDは、一体どうなってんの(怒/涙)》と書いた途端の発売決定!。千秋楽まで、数回の観劇予定があるので、これからが、さらに楽しみ)





にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村