冬季五輪の入場式のプロジェクションマッピングにうんざり
していた後の選手入場で日本選手団が「赤」一色で登場して
来た時に久々にそこに日本美を見出し、ナショナルカラーの
重要性を再認識しました、今回のユニフォームはいつもと違
い、単色使いのシンプルなデザインでした、そこに着物の美
を感じたのは私だけではないと思います、赤のコートは着物
の様に単色でシンプルなもんでした、無駄な装飾は一切あり
ません、
使われている赤も所謂「緋色」で平安時代の官位では2番目
の位です、今回のユニフォームのコンセプトは「プラウドオブ
ジャパン」でカラーは「サンライズレッド」です、今回、一番
眼についたのがインタビューで選手が着るジャケットです、白
地(アイボリー)に左右非対称の黒い罫線がはいった着物を感
させる柄で振り向くと背中の中央に赤いドットラインがあり、
左右非対称、背中に着物の帯を感じました、因に、入場式のユニ
フォームは公募、その他はアシックスのデザインです、赤と白
と黒、文字もJAPANのフーツラ書体シンプルで引き算の美を
久々に感じました。